BUFFALO ステレオイヤホン Bluetooth 2.1対応 ブラック BSHSBE06BK
コンパクトでとてもいいです。イヤホンは取り替え可能なので、自分の好きなものと交換して利用しています。バッテリの持ちはあまりいいと思いません。また、バッテリが無くなりそうになると、「ポンポンポーン」と、定期的に音が鳴るので少し鬱陶しいです。
BLACK JACK BEST ALBUM(初回限定盤)(DVD付)
TVシリーズが終了するのに合わせて発売され、全てのテーマソングを収録しているのはいいが、一部の楽曲(Janne Da Arc、島谷ひとみ、TRF)がTVサイズで収録されるのは納得のいかない方が多いと思います。
やっぱり全てをフルサイズで収録してこそ完全なベストであり、おそらくは不完全ベストと言われるかもしれません。まあ、Janne Da Arcはシングル版とは歌詞が違うし、TRFはシングルと同時発売なので仕方ないかもしれませんが・・・
自分的にはどの曲も気に入っているので、お勧めできます。
ファイブ★イージー★ピーセス [DVD]
自身の存在意義を見失ったかのように、腐れ縁状態の恋人レイ(カレン・ブラック)となりゆきまかせの怠惰な日々を送るボブ(ニコルソン)。
さして劇的な展開もないまま物語は進み、終盤父親に自己の存在を否定するような告白までする。
固定カメラによる長まわしのエンディングは、観客にグサリと深手を負わせる。答の見出せないもどかしさの果てに、もはや問いかけさえ意味を失ったかのようだ。
イージー・ライダーが口火を切ったアメリカン・ニュー・シネマ、時代の映画とは言え、屈指の名作だ。
作品が提示するエンプティー感は少しづつ形を変えつつ、私たちも共有しているのだから。
ニコルソンがここでもキレる危ない男を熱演する。イージー・ライダーでも彼と競演したカレン・ブラックが、後に「イナゴの日」でも見せた”アメリカ娘”キャラを好演している。
[蛇足] 存在証明を求める旅はイタリアの巨匠アントニオーニ監督も好んだテーマで、「さすらいの二人」にはニコルソンも出演しており、そのせいか二つの作品の中に紡ぎ出された湿度の低いエンプティーな空気にはどこか重なるものがある。
タイトルは「ボブにとって(容易に弾きこなせる)5つの曲」というような意味らしく、挿入歌となった4曲のカントリー曲とクラシック5曲とを対峙させている。
「イージー」はラフェルソン監督が脚本を書いた「イージー・ライダー」の連作であることを意識したものでもあるのだろう。
ブラック・ジャック大全集 1
先ごろ完結した「火の鳥 オリジナル版復刻大全集」と同じ版元なので、内容的には安心していたが、実際に本を手にとってみると期待以上の充実した出来ばえに、まずは喜びたい。国民的漫画といってもおかしくない手塚治虫の「ブラック・ジャック」が、今まで雑誌と同じB5判で出たことがないというのがむしろ驚きなのだが(価格が高くなるせい?)、今回、文庫や新書判にすっかり慣れた目でこの名作を読んでみると、やはり圧倒的な迫力がある。「少年チャンピオン」で読んでいた世代にとっては、なんとも懐かしく、各話の扉絵からスタートするスタイルは気持ちがいい。
扉絵といえば、第4話「アナフィラキシー」が飛行場の見開きカラー扉から始まるのは今回初めて読んだのだが、映画のオープニングのようなスケール感と迫力があって、同作への印象が新たになった。あるいは、第11話「ナダレ」の、海外での授賞式と日本の雪山のシーンをカラーで交互させたケレン味のある冒頭も、これまでの単行本とはかなり違った印象。
そんなふうに、いろいろ発見があるのだが、感心したのが巻末の資料コーナーである。雑誌版の扉絵コーナーはサイズが小さいのがちょっと残念だが、各エピソードの各単行本での収録状況をひと目でわかるようにしたリストは、ご苦労様と言いたくなる労作だし、何よりも、雑誌と単行本との違いを非常に細かく図説したコーナーが興味深かった。これまで未収録だったカットページも入っていて、これはまったく覚えていなかったシーンで、かなり驚いた。この1ページだけでも、購入した甲斐があった。「火の鳥」の半額弱という価格も、正直ありがたい。ハードカバーではないが、黒いケースがつき、ほどよい高級感とデザインである。これから毎月楽しみにしたいと思う。
なお、未収録が3話あることについては、手塚プロが今後もそれらは収録しないと最初から告知しているのだから、全巻予約したという他のレビューアーの人が、それをあげつらうのは矛盾しているし、筋違いだと思う。
全体に、かゆいところに手の届くような、細かい配慮の行き届いた良書である。
仲里依紗フォトブック『anno1989』
稀な写真集だと思います。それは、彼女が、タレントでもモデルでも、声優でも役者でもありながら、そのどのカテゴリーにも収まらないことと関係しているかも知れません。
何かを目指した訳ではないスタートから、きっと良い人たちに沢山会ったのでしょう。次第に意志を持つようになる。そんな人生の春から夏への変わり目のような貴重な瞬間の本だと思います。
カメラマンや読者に媚びた写真集は多いですが、彼女の直感がそれを拒むのかも知れません。そんな媚びはありません。その代わり、自身が小学生の頃、目立たない位置にいたと言うように、彼女の半ルーツ半異国の国に立っている姿が、何ともふわっとしていることが、これも彼女の本来性なのだろうなぁ、と。見た目の柔らかさと同じものがよく出ていますね。それをカメラマンさんはよく撮っているのでしょう。
大きな家族に触れたドキドキと和み。健康的なスウェーデンに触れてみた楽しさ。色んな彼女が香ります。1st.とありますが、また数年後、2nd.という時、どう変わっているのでしょう。その時、この写真集はもっと稀有なものになっているかも知れません。身内の皆さんにも嬉しい写真集なのではないでしょうか♪