ドラゴン桜式 大学数学入門ドリル 線形代数がわかる (KS理工学専門書)
抽象的な文字だけの説明では理解しにくい線形代数を具体的に例題で理解することができるよう解説してあります。練習問題も妥当なものであり、解説も詳しく載っているので「まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数」も独学で学ぶのに適した本であると言える。
良く参考文献で推奨しているが読みづらい
「線型代数学」佐武 一郎
「線型代数入門」齋藤 正彦
「線形代数の世界」斎藤毅をよむ時に多いに役く立てよう。
さすが講談社の編集者はすばらしい、ポイントや重要な事柄は大文字で強調するなど、しかも
1項目ごとの解説で区切りをつけている。
以下の講談社の本も私は絶賛したい
「なっとくする複素関数」
「今日から使える複素関数」
「今日から使える物理数学」
各諸先生がたの素晴らしい解説に思わず膝をたたいたことが何度もあります。
出来れば、リー群論や多様体、整数論、表現論、トポロジーなどもう少し高レベルの独学で学ぶのに適した本も切望します。
レンタルマギカ 死線の魔法使いたち (角川スニーカー文庫)
前回で、始まった決闘も各地で佳境に。
こうした中、今まで明らかになっていなかった秘密が次々と明かされます。
穂波や影崎の秘密が明らかになるのも興味深かったです。
ただ、今回一番の見せ場は、アディリシアの決闘の結末だと思います。
ネタバレになりますので詳細は伏せますが、驚く結末が用意されています。
次回の最終回が楽しみになる本です。
戦後混乱期の鉄道 阪急電鉄神戸線―京阪神急行電鉄のころ
これは、終戦直後の阪急神戸線系統各線の車両を多数収めた写真集です。当時の阪急は国策で京阪電気鉄道と合併をし、京阪神急行電鉄を名乗っていました(なお京阪は昭和24年に再分離します)。
カメラはおろか、終戦直後の物不足の中でフィルムの入手も容易ではなかったと推測される時代に撮影された写真が多く収録されており、名車と称された900系・920系など阪急の車両が終戦の直後にどのような状況で運用されていたかを、良く知ることができる貴重な資料だと思いました。
惜しむらくは、甲陽線に関しては終戦直後の写真が見つからなかったのか昭和50年代の写真となっていることですが、同線で当時用いられていた車両についての写真は別の路線に関するページに載せられているため、ある程度の補完はなされていると思いました。
レンタルマギカ 争乱の魔法使いたち (角川スニーカー文庫)
ついにはじまった大魔術決闘。協会と螺旋なる蛇の魔術決闘という図式にまさかいつき率いるアストラルがこんな形で介入してくるとは思いませんでした。銀の騎士団編から、いつきは組織や勢力間の駆け引きや、戦術的な面で大きく成長し、周りを驚かせるような策を次々と講じてきましたが、今回の大魔術決闘のルールにはまたしても一本取られました。しかし、ある男の登場により事態はいつき達の計画外の展開にすすんでいきます。この巻では今まで登場してきたキャラクターが集まり本当に総力戦という言葉がしっくりきます。ただ、登場キャラクターが多すぎ途中からこのシリーズを読んでいる人には分かりづらいかもしれません。今まで謎だった事についても少しづつその輪郭がはっきりしていきますが、全てが明かされるのは次巻かそれ以降になりそうです。本格的な激突というよりその序章が描かれていましたが、大魔術決闘の結末に大きく関わることが起きる巻です。
レンタルマギカ 死線の魔法使いたち (角川スニーカー文庫)
アディの覚悟、過去の影崎さんと伊庭司の行動とセリフで最期の方はもう涙が止まりませんでした
嗚咽で読むのを中断したほどです
1巻から撒いた伏線・謎が、一気に明らかになっていて本当にわくわくしました
本当にクライマックスにふさわしい巻だと思います
1巻から読んでいて本当に良かった、次巻で最終巻ということですが待ち切れないですn
またいつきたちのアストラルでの日常が帰ってくることを願ってます。