アニメージュオリジナルVol.7(ロマンアルバム)
書店で見て始めに驚いたのは前号までと比較上、小さくなり漫画週刊誌ほどの誌面サイズになった事。更に定価は前号と同じで今号は特に付録も無く(個人的に付録は希望しない)白黒頁も増えた印象。本来はこの本の売りである連載頁も縮小気味に感じました。
内容的には「銀魂」と「ガンダムUC」(各16頁ずつ)が目玉記事でしょうか。前者は監督や声優さんの話が"文字中心"でこれでもかと言う位に詰まってます(TV総括と映画にも多少触れた内容)。後者はメカの原画が結構大きいサイズで作監修正等も掲載。手描きメカ作画としては本当に貴重な頁で好きな人は評価☆5つと感じると思います。
他では一瞬、アダルトアニメかと思うような「聖痕のクエイサー」原画や「ハガ錬」の迫力ある原画も掲載。作品の特化した部分に注目と思いますが「聖痕の〜」は他に取り上げる記事は無かったかと少し疑問も感じました。
雑誌としては興味ある作品が僅かな場合は購入する事を考えてしまう価格。今号は"原画"掲載数に関してはボリュームのある方だと思います。しかし内容を見て本の値段程の価値を感じるかどうかは個人で異なると思いますし興味を持っていても中身が判断出来ない時点では、あまりも冒険すぎる価格と感じます。
あとアニメ制作側に焦点をおいた雑誌は他でも出版していますが「アニメージュオリジナル」として、特有な誌面充実も希望したいですね。今号のように原画を多く掲載や制作側の話をもっと取り上げるとか、毎号これが読める、制作段階の資料が見れるなど等の工夫も欲しいと感じました。
フォトレポートとある通り写真集メインなので装丁がしっかりしてます。
ただ出演者全員じゃないのが残念。写真は全員でなくてもコメントだけでもあったらよかったのにと思いました。
出演アーチストはページ数はまちまちですが(2P〜4P)
出演声優のほうは一人当たり6〜8Pくらいずつあり写真集としての見ごたえはありました。
コメントは脇に質問形式で少しだけ載っているだけなので(その声優ページ分全部ではなく1Pの一部程度なので)
コメント目当てに買うとがっかりするかもしれませんが写真目当てなら満足すると思います。
ただ短いながらもそれぞれの声優さんのコメントも興味深いものがありましたし
最後のページに司会二人の対談もあったのでコメント部分も個人的にはおもしろかったです。
ミス・キャスト ドラマCD(3)危ない朝
やっと第3弾。
真木村(花田光)×和樹(石田彰)も相変わらずあま~いムードだが、
このCDから登場の風間健吾(堀秀行)とアンディ(子安武人)のカップルも聴き逃せない!
大人なラブストーリーが期待できそうです。
次の第4弾が非常に楽しみ(^-^) 子安武人の受け声は、果たして聴けるのでしょうか?
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:12 [VHS]
この巻では本作でほぼ最後の新キャラクターにして最高の女性支持を博した5thチルドレン『渚カヲル』が登場する、『最後のシ者』を収録した重要巻です。
レビューのタイトルを見てビビッと来た人はさすがです!知らない人も(最初から見ていくと)「ここまで来てこの人は何を言ってるの?」という感想が生まれると思います。
そう最初はまったく分かりません。ただ、一旦最後を見てもう一度見直すとかなりつながります。
つまり、この巻は、映画・テレビの両方のクライマックスにつながる重要な巻なわけです。
そうしたら外していい訳がありませんよね?
ミス・キャスト ドラマCD(5)熱・帯・夜
原作文庫の2冊分から、再構成された内容になっているので、くどい部分が無くて話の流れをうまく捕らえたスマートなカンジで良かったと思います。
その分、削られた真木村と和樹のやりとりは、初回特典の8cmCDで十分に補っていると思いますし。
今回から登場の愛甲に関しても、割とイメージと合っていたと思います。