RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)
本当に楽しみに待ってます。わくわく発売を待てる本って手に入ったとき幸せです。
今回泉水子が動き出して物語も一緒に動き出した感じ。
深行もそれに伴って作ってないいろんな表情を見せてくれるのも面白かった。
ただ児童書なだけあって、あっという間に読み終わってまた次の待ち遠しい時間が来るのがつらい
今回は秋に出るらしいのでまだよかったですが
枕革命 ひと晩で体が変わる (講談社プラスアルファ新書)
せんべい座布団がなかったのでホームセンターでウレタン材を買って
疑似「整形外科枕」を作りました。確かに効果を感じました。
しかし、本書の中盤に敷きもの、布団あるいはマットの話に少しだけ触れているのですが、
そこで『まずはマットを選び、それからマットに合わせた枕を選ぶのが
賢明なのかもしれません』と記述があります。
しかし、実際どこの寝具売り場にも体圧分散を測定する器具はまずありません。
もし試しに寝てみることが出来ても、本書が推奨するような体圧分散になっているかどうかは
自分自身で判断するか店員の方に頼るしかありません。
器具なしで測定できるほどの目利き店員などほとんどいないと思いますし
自分で体圧分散の善し悪しなどなかなか分かりません。
厳密にはパジャマに着替える必要もあると思いますし。
私はインターネットを調べまくり、布団の堅さと体重と体圧分散のだいたいの目安を
数値的に謳っている布団を購入して、まずまずの手応えを感じています。
その布団にしてから先に自作した枕の高さ、堅さの再調整に一苦労しました。
それぐらい枕は敷きものに影響を受けます。
まず、自分にあった「敷きもの」の選び方を具体的かつ現実的に示していない点で
「自分に合っていないかもしれない布団に合った枕」しか探求することが出来ません。
枕外来の予約が一杯だそうですが、私なら必ず自分の布団を持参します。パジャマも。
その上で布団に致命的な問題がないことを診てもらってから枕を作って
もらわないとたぶん意味がないと思います。
でも、枕の重要性を素人向けに書物にしたことは大いに支持します。
ルーンの子供たち 1 冬の剣
文章が長いですが、飽きさせませんでした。
三日ほどで三冊読み終わりました。
何度も人に裏切られ、若いながら人を簡単に信じる事のできない状況に身を置いたりと、
辛さがこちらにも非常によく伝わってきました。
兄の生きろという言葉に必死に生きようとする、
ボリスの姿が痛々しかったです。
VICE-ヴァイス- 孤独な予言者
占いとは、一般庶民が幸せになるためのツールなどではない。
その時代、その国の最高権力者が、自分の地位の安泰と敵の滅びを願う、
欲望にまみれた恐ろしいくらいに醜悪なツールなのですね。
占いブームというものも、時の流行のファッションの上っ面を一皮めくれば
本質は同じこと。
「占い」は、食い詰めた人間がする「お布施目当てのインチキ新興宗教」。
最終的にはヤクザの収入アップに貢献することになってしまいます。
「占い」には一切近づかないこと。
大事なことは、自分自身で悩んで考えて決める。
これ以上不幸なカモを増やさない為に、元業界人だった作者氏が洗いざらい
手の内をぶちまけた啓蒙の書でもありました。