Old Friends
今まで聞きたくても聞けなかった以前リリースされていた曲に、装いを新たにまた出会うことが出来ます。暫く会っていなかった友達に会う時の新鮮さのように心が躍ります。そして、心に染み入ります。そんな素敵な、アルバムです。
風待ち
どんなに遠く険しい道を歩いていようと、自分の夢だけはあきらめない・・・生きてゆくうえで大切な「意志」を持つように訴えかける歌でありながら、決して押し付けがましくない、そこのところに玲子さんの優しさがあふれているような気がします。
「風待ち」で歌われている長崎弁が、甘く切なく響きます。「ふるさと」を持つ人なら誰でも、この歌にほろりとさせられるでしょう。
「掌」「甘い手紙」は、お兄さんのさだまさしさんの手による楽曲です。お兄さんが歌うのとはまた一味違って、素敵な仕上がりになっていますが、ここは玲子さんに頑張って全曲自作の歌でアルバムを作って欲しかったので、その点だけ減点です。
でも、アルバム自体のできは、ほぼ100%と言えると思います。
これからの玲子さんの活躍を期待します。
DENEB
もうCD化は無いものと半ば諦めていましたが、
紙ジャケで復刻してくれてホントによかったです。
とくに「42キロの青春」は名曲中の名曲で、
いつ聴いてもめぐみさんの透明感ある声に癒されますね。