320点突破 国際会計検定(BATIC)パーフェクト攻略―Bookkeeper & Accountant Level
USCPAへ挑戦する前にBATICから始められる方や
USCPA試験に挑戦中でBATICでも受けてみるか、
という方がBATICを受験する、という事が多いかと
思いますが、前者の方には勿論、後者の方で簿記知識が
乏しい方は、BATIC Subject1で下手すれば撃沈して
しまいます。
簿記3級程度の知識があればいいですが、USCPA試験
に挑戦されている方であまり簿記を勉強された事がない
ならば、一度はこの本で英文簿記を一通り勉強することを
強くお薦め致します。
USCPAは仕訳が切れないなんていうウワサを聞きますが、
私からすると仕訳を切れなければCPA試験に合格する事も
ないと思いますし、仮に合格したとしてもCPAとして役に
立たないと思います。
私は、この本での勉強がUSCPA試験合格の手助けのなった
と思っております。
Risk Management and Financial Institutions
今般のサブプライム危機を評者個人なりに総括すると「構造的バブル」ではなく、「認識論的破綻」だったということができると思う。ファイナンスのプロのブロガーの多くは、サブプライム関連のCDS-CDOには透明性にも法的にも問題がなかったと強弁するが、本当にそうだったのだろうか。単に今回表面化したリスクを認識できる概念がなく、それを認識できなかっただけではないだろうか。プロたちのバイブルの著者の手による本書の改訂版はそうした疑問に対して明確に「教科書的」な解答を与えてくれた。
リスク概念として「モデルリスク」、「流動性リスク」等を、評価方法として「ストレステスト」等を追加、今回の教訓を踏まえ説明が加えられる。
サブプライム問題についても1章を設けており、今後の提言としては1.オリジネーターと投資家のエージェンシーコストを防ぐため、オリジネーターもCDOの一定のポジションを保有すること、2.金融機関と勤務者のエージェンシーコストを防ぐため、後払いボーナスを計上しておき5年間の実現したネット分のみを支払うこと、3.従来も法的契約書で情報開示に透明性があったことは確かだが、逆に複雑すぎてリスクが見えなくなっていたのも確かであり、契約文書だけでなくリスクを計測できるモデルをソフトとして配布する、4.ABS-CDOはCDOスクェアと同様に複雑であり格付低下時のリスク評価モデルが不十分(モデルリスク)であり、十分なモデルを再構築すべき、5.歴史的データを利用するVARのみに依存せず、ストレステストも十分行うべき、など。
注)洋書一般では、財務上の信用力を示すSOLVENCYと流動性を示すLIQUIDITYは峻別されるが、LIQUIDITYの中には換金性と(金融)商品流通性の概念がぶっ込みになっており、本書でも同様。
Dictionary Of Accounting Terms
会計関係の辞書として一冊挙げるとすれば本書でしょう。コンパクトですが、この辞書にはちょっとした会計学の本一冊分に匹敵する情報量が盛り込まれています。英文会計の勉強だけでなく、実務にも役立つ辞書としてお勧めします。
初めて学ぶ簿記 (BOOKKEEPING)
復讐問題などがちょくちょくあるので、ノートと一緒に書き込んでいるうちにどんどん覚えていきます。簿記は読むだけじゃなかなか覚えられないので、この本はすごくいいです。