青春歌年鑑 1974
当時、小学4年のガキだったオレにしてみれば、学校も近所も友だちがいっぱいで楽しかったし、創設直後でクラスの半分ほどがドッ、と入ったブラスバンドにも萌え……いや、燃えてたし、初恋もおそらくこの年だったりで、1974=昭和49年、という年は《自分史上最高の年》(!)、という感じすらあるんだが、前年秋のオイルショックで一気に景気が冷え込んだ世間はそうはいかなくて、ここに収められた30曲の中にも、それが微妙な影を落としている。中村雅俊の「ふれあい」という、どちらかというと地味な楽曲が人々の心をとらえ、2か月ほども1位を続けてミリオンも突破、という売れ方ひとつとっても、この頃を読み解くための、いろんなものが見えてくる、ような気がする。
この年、いつもニコニコ・天真爛漫キャラで大人気だった天地真理が哀愁路線に転換すると同時に、その笑顔までも棄ててしまい、そのまま下降を開始。その一方、アイドルとしては(笑顔でいる時も)どこかに翳りをたたえたそのキャラが欠点であるように思われていた山口百恵が本格的にブレイク……、というふたつの出来事も、それを象徴する、ふたりの楽曲が両方収められているので、ここで追体験できるのではないか(「もし、オイルショックがなかったら、山口百恵はあれだけのビッグな存在になったのだろうか……?!」などと、時々オレは考えることがあるのだが)。
なお『続・青春歌年鑑 1974』も、テレサ・テン(この年日本でデビュー)による北京語カバーが中華圏で大ヒットした「グッド・バイ・マイ・ラブ」の、アン・ルイスによるオリジナルをはじめ、こちらと遜色なく、いい楽曲が揃っている。
“本の姫”は謳う〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
デビュー作、煌夜祭から1年3ヶ月ぶりの新刊です。
全四巻の第一巻です。
今回は過去(多分)と現代の話が交互に進みます。
ふたつの話がどう重なるのか、物語の終わりはどうなるのか、現段階では全く予想不可能です。
現在は主人公のアンガスと「俺」を中心に話は進んでますが、本の「姫」やラスティ兄弟、セラ等達は多くを語られていません。
これからどんな展開になるのか、本当に楽しみです。
早く続きが出ないかな〜〜!!
今回は前回同様独得の世界観が登場します。
本の設定が特殊すぎる世界です。
本好きの自分は、本が高価なこの世界では生きていけないと思います。
煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)
第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作。
一見短編連作風と見せかけて、すべての物語はつながっていたんだという話。
形式としては、煌夜祭に偶然出会った二人の語り部が、互いの知っている話を交互に話していくという形になっています。けれど話していくうちに、二人の物語は微妙に重なり合うところがあって、話を聞くうちに語り部たちは互いの正体に気づきはじめる。
二人の話に共通しているのは、魔物。見た目は普通の人間だが、日の光を嫌い、冬至の夜に人を食らう。そんな魔物となってしまった人たち、魔物と出会った人の話が語られていきます。
久々に良作でした。おもしろかった!名前が少々覚えにくいのが難といえば難ですが、読んでいるうちに慣れました。
実は初めから張られていた伏線に気づいたときは驚きでした。一度ならず、二度三度と読み返してほしいです。
DREAM PRICE 1000 山本コウタロー&ウィークエンド 岬めぐり
1974年発表のこの曲『岬めぐり』私たち、『フォーク・ソング』『ファン』にはたまらなく好きな曲です。『山本コウタロー&ウィークエンド』で、発表し、今現在は『山本コウタローさん』自身がソロで歌っております。数多くのオムニバスや、その他CDに収録され続けてきています。私も、この曲『岬めぐり』は、本当に大好きです。なんだか、ウキウキしてきます。このCDはお得です。いいですね。なので、の曲は『★』を『5つ』つけて当然でございます。
ケロロ軍曹 2ndシーズン 8 [DVD]
私、結構コアなオタクである自信があるのですが(一生涯役に立たない自信なのは百も承知で)
・・・で、世間様一般では誰もが知ってる常識らしいのですが、私が今日まで知らなかった事と
して、ナレーションの声の人と、ポールの声の人は同じ藤原啓治さん(ニョロロもそうらしい)
そんな感じで、このシリーズ見続けると妙な発見が色々と見つかるんですよ。
特に第32話などは・・・
(サブタイが出た瞬間に分かりそうな気もしますが、書いたら駄目らしいので書きません)