SPECIALOTHERS
このアルバムは、企画アルバムです。
すでに、CD化されていた作品たちを一枚のアルバムに集めた裏ベストのようなもので
もちろん、それらを持ってない方にとってはとてもお買い得なのですが
すでにもっている方には・・・新曲が一曲しかないのがさみしいです。
買う価値があるかは疑問です。新曲だけほしい方は、その曲だけダウンロードすればいいかと。
アートワークは素晴らしいのですが・・・
おまけで、過去の作品のビデオが入ったDVDがつくとかなら
よかったんだけど・・・。そういう「おまけ」がないと、微妙です
Preppy Kicks
今日まで確実に200回以上は聴いている作品ですが、今聴いても新鮮な名盤です。メロディの素晴らしさ、確かな演奏力、アレンジの多彩さ、そして胸にキュンとくる最高のロリータ声のヴォーカルのせつなさと爽やかさで何度でも聴きたくなります。聴けば聴くほど良くなる名盤。
風のゆくえ~Blow Wind
初期トラットリアレーベルを牽引した名ポップバンド・ブリッジ解散後の初ソロアルバム(97年)。
大本真美の弾けるようなかわいいメインボーカルが、ブリッジのポップさの真骨頂ではあったが、清水も時折デュエットなどでは思いの他、渋いボーカルを披露していたし、曲もブリッジのメンツでは、最もジャジーでコンテンポラリーなイメージの曲を書いており、ソロではどのような展開を見せてくれるか、かなり楽しみにしていた。
そして、このアルバムに先駆けて発売されたシングルがM2"WEEPS~彼の言~"
だった。ザックリとしたバンドサウンドに、男気ある熱のこもったボーカル、ブリッジ時代から持ち合わせていた流麗なメロディを兼ね備えた期待以上の出来に正直も驚かされた。カップリング曲だったM9"僕らの風景"も、捻りのあるメロディとメローなグルーヴが、渋い歌声にぴたりとハマった名曲で、アルバムに対する期待が一気に高まった。
その直後、発表されたアルバムが、これだった。結論から言うと、肩透かしを喰らった感じだった。シングルにはあった複雑なコード展開をしつつも、エバーグリーンな普遍性が、このアルバムからは感じ取れなかった。思いのほか、オーソドックスなロックサウンドや予定調和的なバラード曲もあり、どうも各曲の出来のばらつきが気になってしまい、全曲、もろなボーカル曲で勝負したため、その男気が、逆に暑苦しさを生み出してしまっていた。根が真面目なのは伝わってきたが、もう少し自由な曲もあってよかったのではないだろうか。
ココア
もう、遊佐未森さんの曲を聞き始めて10年以上になります。シングルにはあまり手を出さずに、アルバムの曲を聴くことが多かったです。檸檬を手に入れてから、昔からの日本の歌曲にも興味を持っていたときに、ネット上でこのCDの存在を知りました。このペチカを聞いてみたくて手に入れたわけですが、神秘的な前奏、驚くほど高いキーから始まる歌声に感動しました。遊佐未森さんには、この種類の日本の童謡をもっともっとたくさん歌っていただきたいな、と思いました。次にこの種の歌を歌うとしたら、どのような曲を選ばれるのかな?と今から期待しています。オススメです!