図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
さらさら読めます、良くも悪くも。
世界観はとても面白いと思います。
ただ、どうにも登場人物がペラペラな印象を受けます。
展開なども先が読めてしまい非常に残念。
図書館戦争 Blu-ray BOX (劇場版映画公開記念パッケージ)
初回版と劇場版で迷いましたが、劇場版にしました♪
書き下ろしイラストBOXにひかれました。
中身の内容は同じぽかったですし、劇場版の方が購入当日、安かったのでよかったです☆ミ
図書館戦争
販売元がメディアワークスだったため、はじめから単行本形式のライトノベルだと思って読んで正解だった。
面白かったことには面白かったが、本当にその通りの中身だったためである。
テンポよく話も進むし、題材としても興味深かったのでサクサク読めた。
しかしながら、著者の使用する文章表現が自分はあわなかった。
例えば自分もだが「良くない」という表現をする時に話し言葉で「微妙」と表現することがある。
それを文章内で書いてしまうのはどうなのかな、と小さなことなのだけどそれこそ「微妙」だと感じた。
言葉狩りについて重点を置いている作品だからこそ余計に言葉の一つ一つに気を使って欲しかった。
余談だがキャラクターの言葉で「うわー○○だ」のようにちょっと語尾をのばしたあほのこ口調が個人的に受け付けなかった。
上官への話し方よりも何よりも気になった。
それでも最初に挙げたよう、面白かったとは思う。
キャラクターも立っているし話のテンポは抜群にいい。
ハードカバーを読んでいるとは思わせないだけの魅力はあった。
久々にいい少女(漫画チックな)小説を読みました、というのがシリーズ全体を通しての感想です。
割り切ってしまえばなんちゃって軍隊もご都合展開も全てこの一言で許せます。
図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
完全書き下ろしがズルイと書かれている方がいますが、有川先生はそのことに心を痛めておられ、
この文庫が発売になる前に既に自身のサイトに先に公開しています。
紙としての媒体ではありませんが、無料で読めるのだし救済措置としてここまでサービスしていいの?と感じるほどです。
ハードカバーと比べると安い上に保管もしやすく、その上ハードカバーには載ってない話が載ってあるとなると
昔ハードカバーを買っていた人は腹が立つのも仕方ないかもしれません。
けれど、文庫でこの図書館戦争シリーズを初めて読む人もたくさんいると思います。
「自分は昔から知っていた」という数年分の優越感に浸りましょう。
いいものを他の人より先に知る、十分贅沢に値すると思います。
立派な救済措置があった以上、ズルイなんて言って欲しくありません。