日曜日のヴァイオリン教室[改訂版](CD2枚付き)
他のレヴューに在るように、写真も多く初心者向けの解説は充実している。
しかし、いわゆる総譜のピアノ譜しかなく、ヴァイオリンパート譜がないため、違法を承知で(あるいはきちんと届け出をして許可をとって…そこまで実際はしないのが現実じゃないか?何故ヴァイオリン譜を付けないのか、出版社の考え方が不明)ピアノ譜をコピーでもしない限り楽譜を見ながらの発表会では使えないだろう。
当然ピアノ譜なので、練習中でも譜めくりの問題は出てくる。しかも、ここでやって欲しくない、と思う箇所での譜めくりの作りである。
いくら初心者〜中級向きとはいえ、こりゃないんじゃない、と正直思ったので☆3つにしたかった…が、
付属のカラオケCDが意外に悪くなかったので☆4つ。
初心者向けだから、という殊更な遠慮感がなく、原曲のテンポ感を壊していない。
初心者用は遅めの曲、上級者用はタイやスタッカートなども使うアップテンポ系の曲、と範囲も広い。
伴奏音は生ピアノ音。演奏はスタジオミュージシャン的な正確無比なイメージ。(タッチに情緒があるとは言えない。)
情熱大陸はバンドネオンのソロ導入部がない、いきなり始まるヴァージョン。
ソロ・ギターのしらべ 天上の映画音楽篇2(CD付き)
最初に、至高のスタンダード篇を購入してから次々に買いましていつの間にか5冊です。お金がたまれば次も買いたいです。南沢先生のアレンジはとても素敵です、解説もわかりやすいしリズム進行が明るくて僕にはあってます。自分の好きな曲を抜粋してゆっくりゆったり練習しています。
半年で4曲をなんとか弾けています。プロを目指しているわけではないので、十分です。1曲弾けるようになっただけで人生がガラリと変わったような気がします。それとCDを聞いてるだけでもとても癒されます。ソロギターシリーズに出会えて本当に幸せです。
昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦 [DVD]
圧倒された。ものすごい内容だった。歌い方がどうのの問題ではなくよくもここまで60曲も歌いきるものだなと感服した。彼より一つ年下なので歌っている曲の時代背景が判るだけに尚更だった。同じ時代を生きていることに喜びを覚えた。恐らく勉強熱心な方なので全ての曲を知っていたとは思いますが改めて練習もしたのでしょう、自分のものにして歌っているのは見事でした。
恋の季節(ピンキラ)、真赤な太陽(美空ひばり)、学生街の喫茶店(ガロ)、時代(中島みゆき)、経験(辺見マリ)、長崎は今日も雨だった(クールファイブ)、ロビンソン(スピッツ)、襟裳岬(森進一)、舟歌(八代亜紀)、少女A(中森明菜)、狙い打ち(山本リンダ)、渚のシンドバッド(ピンクレディ)、勝手にしやがれ(沢田研二)、涙そうそう(ビギン)、また逢う日まで(尾崎紀代彦)が素晴らしかった。
特に「長崎は今日も雨だった」は尊敬して止まない前川清と聞き間違うほどの歌唱力で桑田さんの原点を見たような気もしました。このDVDは長く日本音楽界に語り継がれていくべき作品だと断言します。あっという間の3時間20分でした。