ZipperヘアメイクBOOK2012 (祥伝社ムック)
まず、この本1冊あれば他の本は買わなくても良さそうな、
充実した内容です。
メイクも書かれているので、買って良かったですねww
zipperッ子なら、
絶対買うべき 【1冊】 だと思いますヽ(★'∀`★)ノ
モテキ DVD豪華版(2枚組)
恐らく20〜30代の男性諸氏のそんな心の叫びを鮮やかに映像化した本シリーズ
「縁は異なもの味なもの」で、森山未來が扮する主人公・藤本幸世がふとしたきっかけから様々な女の子と出会い、自己完結な一喜一憂するラブコメディ
藤本のルサンチマンと自己弁護に塗れた自意識と屁理屈の暴走が、おかしくも哀しい。それを嗜めたり諭したり一喝したりする女性陣のなんと逞しいことだろうか(その女性陣も様々な事情を抱えているわけだが・・・)
他者を慮れる女性たちと幼稚に一人ごちる藤本の空回りと噛み合わなさを新旧有名無名問わない楽曲たちが彩りを加える
この作品が支持された理由の一つは、多くの人が大なり小なり藤本に感情移入出来たからだろう
セグメント・マーケティングの推進により、あらゆるマニアが自身の好きなものだけにドップリ浸れる世界。それによって個々の知識や薀蓄、拘りはより純化される。遠因ではあるだろうが、そこに「こいつ、何もわかってない」という他者の価値観が分からない隔たりが生まれる
サブカルというか独自の見識に浸かって、音楽の趣味が合わないるみ子を拒絶する藤本のシーンにはそういった純化され相容れない自意識同士の摩擦や軋轢が凝縮されているような気がした
原作者の久保ミツロウ氏は女流作家だが、よくもまあ現代のアラサー男子の象徴とも言える藤本のようなキャラを考案したものである。やはりこういうタイプは多いのだろうか(自分もか)
本作は近年では珍しいエンターテインメントの良作。長澤まさみのサブカル男子のツボを突いた理想の女神のようなヒロイン像も新しいし
男女問わず、全てのこんがらがったブルーを抱える人たちへの明日への活力になりそうな作品