未来日記 (12) (角川コミックス・エース 129-19)
このお話は基本的に、我妻由乃さんのコワレっぷりを楽しむ作品だと思うので、全編を通してのクライマックスは、8巻から10巻あたりで、「うる星やつらのラムちゃんがKILLBILLをやったらどうなるか」という漢のロマンを具現化してくれています。
で、もうこの巻とかは終わるためのお話なので、とりたててどうこう言うこともありません。でも、時間ものというかタイムパラドックスものの決着は結構難しいと思うのですが、これはスッキリとまとまっていると思います。
最後の最後に我妻さんが、異能を突破力に使ってのどかに終わってくれてるので星4つにしたいと思います。
機動戦士ガンダムSEED HD リマスター Blu-ray BOX 4 (初回限定版)
SEEDシリーズは一部のカップル、恋愛思考の方が見ると恋愛の物語に見えるらしく
自分の希望と別だと変えて欲しいやら発言が出やすい作品ですが、
根本的に恋愛関係ではなく人間関係の話で、分かりやすい描写が全てではないので
捉え方を間違えると本質が見えにくいかもしれません。
キャラも。
アニメですから充分に都合の良い事も起こりますが、醜さ・怠慢や心の静かな動きや弱さや脆さは
3次元の人間に近く見え、現実のような苛立ちを世界やアニメキャラの中に見つけたりもします。
現在のリマスターに際してのおおよその変化情報は書いている方がいるので割愛します。
物語の大筋は直さないそうですのでキャラクターの扱いは変わらないと思います。
個人的には楽しんだガンダムなので、BD化が非常に嬉しいです。
魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
9話まで「巧いなあ」と思いながらも比較的冷静に見てきたつもりだったんですが、10〜12話を通して見た後にレビューしている自分がいます…。
こちらのレビューは【ネタばれ】してます。
最初に浄化の話が出たところで魔女の件を予想した人はけっこういたと思います。またその時点で、おそらくまどかの願いもそれに関係するものなのだろうな、という想像はつきました(その後伏線もありましたし)。
しかし私の場合、実際見ていてその通りになってもそれで退屈を感じたりすることはありませんでした。
まず何よりそれらが映像として、音楽や声優さんの演技含めて素晴らしかったからです。加えてそこにいたるまでの過程の描写・演出が非常にうまかったからだと思います。
本作は「視聴者の予想を裏切る展開」みたいな言われ方をされているようですが、あくまで裏切っているのは視聴者が抱きがちな先入観・固定観念であって、物語上でいうならしっかり伏線も張ってますし(たとえば3話の展開もそうです)、組み立てた物語をゆがめてまで無理に意外性を作ったりはしていないと思います。
脚本だけが頑張っているのではなく、理性的に話を作って、あとは映像制作に託す、そしてそれに映像が応える、というお互いが仕事をきっちりやっているという感じを受けました。
特に終盤の展開は感動しました。
ほむらの能力と、まどかの力。どちらも目新しいものではないかもしれませんが、本作の独自性はそれを掛け合わせたことかなと思います。
最終回は2人の想いが鮮やかに交錯しています。
一人は魔法少女全員を想い、その過程で一人の少女を理解し、たった一人に奇跡を残した。
一人はたった一人の少女を想い、その過程で魔法少女全員を絶望から解放することができるほどの力を生み出し、そして世界を守るため戦い続ける。
交錯した線は、離れていきます。しかしこの2本の線はもう一度交わることが約束されています。
2人が最終回でかわした言葉。「いつかまたもう一度会えるから」。その際の表情と声優さんの演技も相まって、とても印象的でした。
『いつか』また『もう一度』『会える』…。
これらの言葉のどこに光明を見るか。どこに切なさを覚えるか。
きっと、人それぞれ違うことでしょう。それはこの物語を見終えた一人一人が感じる、それぞれの余韻につながっているように思います。
美男<イケメン>ですね Part 2 韓国ドラマOST (SBS)(韓国盤)
チャン・グンソクが歌う、『Good Bye』が聞きたくて購入しました。
ドラマでは、1回しか流れませんでしたが、そのシーンは、何度も、まき戻してみました。
彼の歌声には、ホント、癒されます。
美男ですね コンプリートDVD-BOX
日本版「美男(イケメン)ですね」は、この夏、日本に大旋風を巻き起こした作品と言っても過言では無いと私は思います!『A.N.JELL』の美男・美子(滝本)、廉(玉森)、柊(藤ヶ谷)、勇気(八乙女)のこの4人のメンバーは、最高です!そして何と言っても、あの最終回の名場面、アフリカに旅立つ美子(滝本)を引き止める為に歌った、日本版オリジナル曲「Miss you」を熱唱した後、「許可してくれ!」と廉(玉森)が訴えかけるシーンは、7月31日(日)に「kis-My-Ft.2」の横浜アリーナのコンサート最終日に撮影されたもので、会場に詰めかけた“1万5000人”のファンの方達にご協力いただき、カメラ20台を使ったスケールの大きい撮影です!『物語の後半部分を撮っていないのに、いきなりドラマの最大のヤマ場を迎えるという厳しい条件の中、廉(玉森)が熱演!本当に素晴らしい芝居だった!舞台袖で見ていて感動!思わず泣いてしまった!』と高橋正尚プロジューサーは語っています!そして、私達に此れ程までの胸「キュン.2」させてくれた作品に成りました!是非、是非、あの感動をもう一度見てみてください!!!