![]() バード [DVD] |
ジャズが今のように市民権を得ていない時代。20世紀初め、黒人たちによってつくられ展開し始めた頃に34歳で身体がぼろぼろになって死んだバードという天才がいた。 クリント・イーストウッドが監督して映画化。酒飲みで肝硬変、胃潰瘍、アル中、麻薬をしているこの男の生き方はしょせん、音楽ビジネスの戦いには不向きだった。 躁鬱病というべきこの優しい男は、黒人ばかり出てくる画面の中でとびっきり悲しそうであった。 イーストウッドがバードに関心を持ったのは市民権を確実にえた現在のジャズに不満があったからか。 あるいは埋もれた自暴自棄的な天才児の再評価により今のジャズをみきわめようとしたのか。 |
![]() チャーリー・パーカー・ストーリー・オン・ダイアル Vol.1 |
とりあえず、ジャズ入門には絶対向かないアルバムです。 録音は悪いし、演奏も洗練されてないし、曲もアドリブも短い。 入っている曲はとても「うるさい」曲ばかりなので、BGM目的の入門者には特に向かない。 大体、レビュー数を見てもわかるように、パーカーはジャズファンの間でも少し敬遠されがちな、少々「難しい」ミュージシャンなんです。 でも、ある程度、名盤と言われるアルバムを色々聴いて、ジャズの良さがわかってきた人には自信を持って勧められる。 それでも、初めはやっぱり、わからないと思う。 僕が初めて聴いた時は「なんでこんなに速く吹くんだよ!遅くて良いから、もっとメロディアスなのを吹いてくれよ!テクをひけらかしてるだけなんじゃないのか!?」なんて思っていました。 でも、「何度も聴いているうちに、ある時ふっと良さがわかる」とジャズの入門書などに書いてあるのを信じて、(「良いハズだ」と信じ込んで聴いてるうちに、そう思い込んでしまうだけじゃないのか、などと思いながらも)何度も聴いた。 他のアルバムも聴いてみたり、早送りして、各曲のパーカーのソロだけを集中的に聴いたりもした。(個人的に、これが一番、効果があったと思う) すると、本当に、ある時、ふっと良さがわかった。 今までは「無意味な音」に聴こえていたフレーズが、急に「意味のある音」に聴こえるようになった。 それからはもうパーカー中毒である。 音楽の聴き方なんて人それぞれだし、どれだけ聴いても良さがわからない人もいるかも知れないので、強要はしない。 でも、出来れば、初めは良さがわからなくても繰り返し聴いてほしい。 きっと、いつか良さがわかります。 前置きが長くなったが、このアルバムは、そのチャーリー・パーカーの代表的なアルバム。 買って損する事は絶対にない名盤です。 ただ、やっぱりわかりにくいのと、あっちもこっちも大絶賛で、逆に初めて聴く人には敷居が高くなってしまっている気がするので、かなり厳しく☆3つ。 |
![]() Charlie Parker Omnibook: For C Instruments. (Treble Clef Version) |
チャーリー・パーカーの曲のベストな集大成のような本です。C版Bb版Eb版があり、アドリブの一部も掲載されているので、歌い回しの早くてわからない部分が解明できて大変参考になります。バード好きにはたまらない1冊です。 |
![]() Charlie Parker Omnibooks: E-flat Instruments |
パーカーの有名テイクを採譜した定番本。
パーカー好きはもちろん、バップ好き、ジャズの勉強としてのバップへの取り組みなど、幅広い使い道があります。 C用のみではなく、Bb用、Eb用があります。 ただ、調がすべてハ調で扱いで臨時記号として表記されているのが、かなり見ずらかったりします。 |
![]() チャーリー・パーカー―モダン・ジャズを創った男 |
本書はいわゆる“パーカー・スタイル(すなわちビバップと呼ばれる奏法)”がどのようにして完成されたのか、 彼の奏法の変化を、残された録音をもとに豊富な譜面を示しながら分析したすばらしい力作です。 これまでパーカに関する書物はゆかりの人物へのインタビューやエピソードに基づいて、彼の人物像を描いたものがほとんどで、 本書のように純粋に彼の音楽的な変遷にのみ焦点を当てたものは他に類を見ないと思います。 巻末には詳細なディスコグラフィーも掲載されています。 こんな本が出版されるのを待っていました。すばらしい本です。 |
![]() CJ120 チャーリーパーカー |
「一般に出回っている譜面の多くに間違った音符やコードがあるので、
セッションなどで演奏した場合(打ち合わせなく、いわゆるメモリースタイルで) フレーズやコードが合わなかったりする問題があります。」(本書より) と書かれているだけあって 本人の演奏がとても注意深く採譜されていると思う。 コピー譜のほかに 「パーカー風アドリブについて」 「アドリブ ワンポイント・アドヴァイス」 「リハーモナイズの実践」 もあり、こちらの内容もとても参考になる。 しかし「In Cなのでピアノやギターにも使える」(本書より)や 「アドリブ・フレーズの解説などの部分は、色々なキーに応用できるように、 アルト・サックスのキー=EbではなくKey in Cとさせて頂きました。」(本書より) の表現は、(移調楽器のための)記譜法としての“キー”と 実際に演奏される“キー(コンサート・キー)”を混同した表現で残念だ。 「コピー譜は本人が演奏したキーを"In Eb"で記譜、 アドリブ・フレーズの解説などの部分は、 本人が演奏したキーを"C"に移調して(かつ"In C"で)記譜。」 が正確な表現と思う。 アルト・サックス以外にも使いやすくという趣旨であれば むしろコピー譜もアドリブ・フレーズ解説も原曲のキーのまま (in Cで)記譜に統一した方がわかりやすいと思う。 |
![]() チャーリー・パーカーの伝説 (晶文社クラシックス) |
稀代のアルト・サックス奏者である、チャーリー・パーカーの生涯を綴った"伝記本"ですが、それだけではありません。ジャズ・ファンの方であれば、パーカーの存在は欠かす事ができないと思います。殆どのファンの方は、パーカーは"天才"だと思われていると想像しますが、実際のところ彼は"努力の人"だった事がこの本を読めば、良く理解できると思います。試行錯誤の繰り返し、沢山の聴衆の前で"辱め"を受けて山に篭って、練習につぐ練習。まさにチャーリー・パーカーが残した音源は、彼の訓練の賜物なのです。音楽以外でのプライベートの生活も詳細に書かれていますが、エキセントリックな性格の持ち主以上に、人を思いやる気持の持ち主で、ミュージシャンとしてではなく一人の人間として、"大きな存在"であった事も事実です。パーカー死して半世紀の時を経ましたが、彼の存在は、未だに新しい息吹をジャズ界に吹き込んでいる事も忘れてはならないと、自分は思います。一読されれば、幸いです。 |
José Mangual (bongós) y Charlie Parker (Sax)
Mangual y Parker tocando juntos...
人気動画
|
Loading...
|






