![]() 歌人の心情を詠んで偲ぶ。 覚えておきたい短歌150選 |
今回このCDを購入してとてもよかったと思います。昔教科書で学んだ幾つかの歌も、このCDの朗読を聴いていると新たな発見が必ずあります。 それと知らなかった歌も突然その味わいに驚くことがあります。今回当たり前かもしれませんが、いかに与謝野晶子が天才であったかを知ることが出来ました。若い皆さんにはとてもお勧めできますし、私のような中年ビジネスマンにももってこいです。毎日通勤の車の中で何度も聞いています。聞くたびに深くなる味わい・・きっとあなたにも新たな出会いがあるはず・・。もっともっと知りたくなる・・そういうきっかけを与えてくれるCDです。 |
![]() 野菊の如き君なりき [DVD] |
木下恵介監督の個性が一番上手に発揮できた作品ではないでしょうか?
原作は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」です。 老いた主人公の笠智衆が若き日の恋を回想すると、昔の写真のようにぼんやりと丸く画面が縁取られます。 それはまるで水墨画のような美しい世界。 白黒映画は世界にあまたありますが、その中でも5本の指に入るほどの美しさではないでしょうか? 若き日の恋人を演ずる田中晋二、有田紀子のカップルが初々しく、思わず知らず涙してしまいます。 水郷でのふたりの別れのシーン。 そぼ降る霧雨の中、民子のさす番傘の色さえぼんやりと霞む。 みずもに枝垂れる柳の枝。その中を正夫を乗せた小船がたゆたい、やがて画面の奥へと消えていく。 民子の祝言の場面。 正夫と無理やり分かれさせられ、意に沿わぬ相手のもとへと嫁ぐ民子。 人力車に乗った民子がふっと顔を上げます。 まるで正夫との永別の別れを告げるかのように。 そして人力車の行列は村はずれの小道を進みます。 朧月夜の中、幻のように映し出される人力車の列。車夫の掲げる提灯だけがぼんやりと灯り、まるで狐の嫁入りを見ているかのような美しさです。 そして、最後は号泣です。 切ない思いのりんどうの花があまりにも悲しいです。 |
![]() 野菊の墓 [DVD] |
野菊の墓、プルメリア、夏服のイヴ、カリブ、どっちがどっち、サロゲートと、 色々と聖子ちゃんの映画はありましたが、なんといってもこの映画でしょう! 何度観ても大泣き、何度観ても胸がキュンと出来て、何度観ても聖子ちゃんの 可愛さにニコニコできる最高峰だと思います。 今までビデオしかなく、DVDやっとですね!待ってました待ってました! 今でさえおでこを出した聖子ちゃんはとてもメジャーな姿ですが、 この当時はご自身でもおでこを出すのをとても嫌がっていましたよね。 アイドル映画としてではなく、文芸作品として絶対にお勧めできる、大好きな作品です! |
![]() 野菊の墓 (新潮文庫) |
「民さんは野菊のような人だ」・・・
野菊の墓といえば映画のこのセリフ場面しか知らなかったのですが、今回初めて原作を読んでみて原作の素晴らしさを知ることができました。 いとこである幼い二人、政夫と民子(15歳と17歳の設定にびっくり!)の淡い恋。お互い好きどうしなのに一歩踏み出せない微妙な感情がよく描かれています。ラストは悲しい結末を迎えますが、政夫が悲しさをこらえ、母に心配かけまいとする態度に胸が打たれます。 |
![]() 野菊の墓 (SDP Bunko) |
小説を講読後、改めてこちらのCDを購入致しました。
小説を読んでいる時は悲痛な想いでおりましたが、改めてこちらのCD聞いた時、思わず泣いてしまいました。 目で読む文字以上に、耳で聞くこの作品は悲しく、はかなく、純粋でした。 作品についての感想は今更語る必要はないと思うので割愛致します。 こちらのCDですが、朗読の方の口調はとても聞き取りやすいです。 声質も耳になじむし、速度にブレもなく、作品に集中する事ができます。 しかし一点だけ意見が・・・ 台詞読みがどうも臭すぎて途中で吹き出しそうになってしまいました。 まだ若い男女を演じる為なのだろうと理解していますが、思わず渡る世間は鬼ばかりのえなりくんを思い出してしまいました。 個人的な意見としては、台詞の個所についてはもう少し抑え気味の演技でもよかったかと思います。 しかし、それがとても心に感じやすい表現として私の涙を引っ張りだしてきたので、一概に言いきる事もできないのですが。 自分自身まさか泣いてしまうとは思いませんでした。 是非お勧め致します。 |
![]() 野菊の如き君なりき [VHS] |
伊藤左千夫「野菊の墓」は、何度も映画化されているが、なんと言っても一番秀逸なのは、モノクロのこの版である。 ヒロイン民子役の少女の可憐さ。 周りの人の思惑に、無残につぶされた幼い恋。 中でも泣けるのが、今は老人となった正夫が、「死ぬ前に一度」と舟で故郷におもむく、という設定である。 この人は、敗戦もくぐりぬけ、何とか今は人並み以上の暮らしをしているだろうに、そんなになっても、忘れられない、何十年も前の悲しい恋なのだ。 |
「野の花」 森山武彦
野の花 詩・曲:森山武彦これでいいのかな それでいいんですそれじゃいけません これしかないのです答えは きっと ひとつじゃないはずだけど 今は 浮かばない 少し 時間をくれますか何が欲しいのかな 欲しいものはありませんどれが欲しいのかな ここにはありません選ぶことが 切り捨てることに ならないこと 探してる できないこと 求めてる傷つきたくはないし 傷つけたくもない傷つけあいは逃げたいし 傷の舐めあいは情けないし野に咲く そう あの花のように自分の命 燃やせれば たとえ 他人に踏まれてもイメージ 伊藤左千夫「野菊の墓」 場 面 「矢切の渡し」
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