![]() 民主党が日本経済を破壊する (文春新書) |
死に直面した政治家の遺言ではない「闘争宣言」。
小沢一郎と囲碁をうち、その存在感を示し。テレビ中継付きの予算委員会で敢えて汚い言葉で政府・与党の挑発役をこなす、そして本書あるいは、雑誌論文の発表である。 民主党鳩山政権、或いは自民党麻生政権等を材料とし「内幕話」もちりばめてはいるが、国民から人気を得ることは出来ない「耳障りな議論」に政治家はどの様に向き合うのか、政治家の責任、「大人の政治論」、責任政党論・政府与党論と言ったところの一冊。 |
![]() 堂々たる政治 (新潮新書) |
福田首相の突然の退任で、自民党は総裁選になり、その行方についてはどうなるのかわかりませんが、与謝野さんは報道によれば麻生さんの対抗馬と見られているようです。
その与謝野さんがお書きになったこの本を読ませていただいて、少なからず応援したくなりました。TV画面で拝見する時も、余り飾らないような感じの方だなと思っていたのですが、この本は、それを裏付けてくれるような印象を持ちました。さすがに血筋といいますか、文学的センスといいますか、非常に読みやすかったです。 この本は、3つのパートに分かれた構成になっています 1.与謝野さんから見た、安部、小泉政権の総括 2.与謝野さんご自身の半生 3.政治に対する考え方、政治家のあるべき姿、政策論 現役の国会議員だけに間近でご覧になった安部首相、小泉首相像は新聞やTVではうかがい知れない面がわかり、ははあ、こういう事情だったのか、とか、こういうことだったのか、とその時々を思い起こさせる臨場感があります。 お名前からも判るように、著者は与謝野鉄幹、晶子を祖父、祖母に持つちょっと文化の香りのする方ですね。その鉄幹、晶子夫妻は文学史上に残る方ではありますが、生活は苦しかったようです。鉄幹・晶子夫妻のご次男が著者の父親で、外交官でした。その為、著者は海外生活が長く英語の方がよく理解ができたそうです。日本ではまったく勉強ができなかったが海外に行って自信を取り戻したように書かれています。日本では東大を目指しますが、落第。駿台予備校にも落第。最初の挫折と仰っています。一日16時間の猛勉強の末翌年東大に合格したけど、勉強に身が入らず野球部に籍を置いたけれども一浪の影響もあったのかマネージャーであったことなど、半生を興味深く読ませていただきました。 議員になってからは何度か落選も経験されておられます。タイトルの「堂々たる政治」は、人気取りに走るばかりが政治家ではなく、言うべきことを堂々と語れる政治家を目指す著者の心情を表しているのでしょう。兎角政治家は色眼鏡で見られがちです。腹黒い、偉ぶっている、お金に汚い。そういった面を見せ付けられているせいもあるでしょうが、天下国家の志を抱いて国会議員になられている方も大勢おられるはずです。そういったことを期待させてくれました。 |
与謝野馨氏 自作PCについて語る
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