![]() 永遠の仔 オリジナル・サウンドトラック |
TVドラマ「永遠の仔」のサントラ。 TVドラマのサントラとしてはレベルは高いと思う。 ドラマの雰囲気の絶妙に絡む冷淡な音世界はデザートアンビエントだ。 つまり音が前面にでるのではなく、あくまでデザートの役割を果たしているのだ。創ったのは半野喜弘。あの坂本龍一との活動などで有名だ 教授の影響を受けたと思われる曲群はこれからのTVドラマサントラの 新しい方向性を兼ねている。 |
![]() LOST CHILD |
さみしいだけの曲である。 その1つの曲を、わずかに楽器の編成を変えつつ、3度繰り返してみる。 するとどうだろう・・・・・・やはり、さみしいだけなのだ。 次第に、聴くにつれて疲労してくる。 |
![]() I will... |
男女2人組みのユニット、イクシードの最大のヒット曲にして、ドラマ「永遠の仔」主題歌。 ややアップテンポで激しめの曲ですが。ギターやピアノの他に、バイオリンなども使われた曲で、大人達のヒリヒリ痛い物語に、とても合っていました。 サビの言葉とメロディーがとにかく好きです。救いがない中で、「君の手を握りしめて光を探す」という。切実過ぎる切なさが溢れてるじゃありませんか。 カップリングは死にゆく主人公の心情をハードロックで歌っています。 残念ながらイクシードは数年前に活動を休止してしまいましたが、あのドラマでこの歌が気になった方。今から新品で手に入れるのは難しいかも知れませんが、中古などでもゼヒ。 |
![]() 永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫) |
文庫版2巻では登場人物達の苦悩が描かれている。出会ってしまった3人。探りを入れた聡志。今の状況を本当に求めていたかどうかを悩む笙一郎。刑事としてはあるまじき事をしてしまった梁平。全ては、過去の秘密。 過去に犯した罪は消えない。それを探られても勿論困る。そこには確かな3人の少年少女の秘密があった。それを再び呼び起こすのも困る。誰もが今の現状に耐えなければならない中、更に深く探る聡志。思いは複雑になってくる。 読んでいると少女期の優希を書いた作家は明らかに前作「家族狩り」を意識したようなさめた感じの印象を受ける。その時の亜衣に似た感じだが、ややそれとは違った感じも受ける。ただなんとなく現在に起きた事件での聡志のセリフにもあったように本作が訴えるものは近い気はする。決して内容は違うけれど。 歯車が狂ってきた感じがまじまじと見える。それを印象付けるのには十分すぎるのが2巻のラストシーンか。過去の3人の交流は、至って温かみが感じられる。要するに思いはここから変わっていないのかも知れないが。 何かが始まりそうで終わった2巻。秘密がばれるのはいつのころか。 |
![]() 永遠の仔〈上〉 |
子供が生まれる直前から生まれた直後に読んだ。親が子供にとって、どれだけ影響があるか、子供にどう接して行こうか考えさせられた本。子供が虐待を受けながらもどんなに親を慕い、そのために精神がゆがめられて行くのか、読んでいるだけで切なくなってくる。でも「生きていれば良いんだよ」という言葉は全ての救いになり、明日を子供と生きていこうと思わせる。子供の頃の環境と誤解が事件を引き起こし,それがかたられていく物語は圧巻。すごい本だとおもう。 |
![]() 永遠の仔〈下〉 |
ボリュームのある上下巻。
読み終えるまで、私はたっぷり2週間かかりました。 約10年前にテレビドラマを見てしまったので、 原作には手を付けませんでした。 そろそろその記憶も消えた今、新たな気持ちで読んでみましたが、 そのなんと重いこと。 特に上巻は子ども時代の描写がつらく、 読んでいない時も気持ちがふさがれるほどでした。 子どもは親を選べません。 人間としてどんなにダメな親であっても、子どもは自然に求めてしまいます。 主人公三人は、幼少体験が悲惨であったが故に、 いつまでも理想の親を捜し求め、大人になることがかなわなかった、 そんな気がします。 ”私がこの子達だったら”、”私が親だったら”と、 自問自答せずには読むことの出来ない作品でした。 色々な世代の方におすすめしたいです。 |
![]() 永遠の仔 DVD-BOX |
放送終了からDVDが販売されるまで、かなりの間隔があります。調べてみれば、なるほど放送時の視聴率は平均10%前後と商業的にはあまり成功したとは言えない作品のようです。ヘビーなストーリーに主演はもちろん、脇役のベテラン出演者、3人の子役の重厚な演技がさらにヘビーな内容を強調します。好きな役者さんが、パッケージに4人並んでいるのでチョイスした作品なのですが、いい意味で裏切られて衝撃を受けました、民放のドラマでこんな作品はもう今後は期待できないんじゃないでしょうか? このドラマを見て、中谷美紀が綺麗だとか、渡部、椎名がカッコイイとか、石田ゆり子の濡れ場を見れてよかったとかの感想しか残らない人は、幼年期から思春期にかけて恵まれた環境で育った人なんでしょうね。 |
坂本龍一LOST CHILD Ryuichi Sakamoto
ずいぶん前に放送されていた、中谷美紀主演ドラマ「永遠の仔」のテーマ曲です。 幼い頃に父親に虐待をされ、 それがトラウマになってしまってるというドラマでした。 まさにこの曲と合ってる感じです。
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