![]() Murder on the Orient Express |
アガサ・クリスティ原作、シドニー・ルメット監督、オールスターキャストの1974年ミステリー映画のサントラ盤。
そのデジタルリマスタリング盤CDの輸入盤です!音が良いです! 一新されたライナーノーツには、2002年10月の作曲者ベネット自身による2ページ分のコメント、解説、キャスト写真などを掲載。 (もちろん英語、全8ページ) 豪華なオールスター映画にふさわしく、'30年代の雰囲気を表現したピアノとオーケストラによるドラマチックな序曲から 冒頭の事件と新聞記事のフラッシュバックへと続く「1.序曲と誘拐」、 優雅な列車の旅を「ワルツ」で表現した、発車シーンの曲「3.オリエント急行」(The Orient Express)や 「5.間奏曲」(Entr'acte)などが素晴らしい。 1974年のアカデミー賞作曲賞にもノミネートされました。 映画DVDの映像特典で、作曲のベネットが出演し、当時のエピソードを話していましたが…。 それによると、作曲前にはミステリーらしい恐ろしい曲調や、列車のリズムや音を曲にすることも考えたらしいのですが (「007ロシアより愛をこめて」でジョン・バリーは、オリエント急行の曲を列車のリズムで書いていた)、 結局、オールスターによる一流の娯楽作品であることも踏まえて、豪華で優雅な列車の旅を「ワルツ」で表現したと語っています。 本映画をヒッチコックが観た際に、何で音楽が「恐怖」を表現するものではないのか、と怒ったそうです。(ヒッチらしい) |
![]() オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] |
とにかくメチャクチャ豪華な俳優陣。国際的スターの顔ぶれは、今ではこんなに豪華には揃えられないでしょう。
衣装、美術、そして舞台となるオリエント急行の内装の素晴らしさ。アール・ヌーボーのラリックのガラスがふんだんに映されていますね。 登場人物が複雑なので、何回も見直す必要はありますが、何度観ても飽きない作品。ベルギーなまりの英語を話す、ポワロ役のアルバート・フィーニーは上手いですね。 助演女優賞を獲得した、イングリッド・バーグマンは、当初ロシアの公爵夫人役にオファーされていたのを、目立たない教師役を希望して、その役で受賞してしまいました。 理屈抜きで楽しめる映画です。後発のA・クリスティ原作の大作映画が多く作られましたが、本作が一番出来が良かったと思います。 |
![]() 名探偵ポワロ[完全版]Vol.30 [DVD] |
ポワロファン待望の新作のDVD化が、NHK初回放送後、3年9か月振りに実現した。 この「メソポタミア殺人事件」は、中東を舞台としたポワロ物長編3作品のうちの一つであり、「ナイルに死す」、「死との約束」のように映画化こそされていないものの、傑作といって差し支えない作品である。 また、この作品では、アガサが、当時、夫に同行して毎年出掛けていたイラクやシリアの遺跡発掘現場の様子が生き生きと描かれ、その宿舎や発掘に携わった人はプロット作りにも活かされているのだが、そんなアガサならではのリアルな中東色溢れる作品を、要約しながらもかなり忠実に映像化している。ポワロが唯一恋した女性として有名なロサコフ伯爵夫人からの助けを求める電報で、バグダッドまで呼び出されたポワロに降り掛かった、テレビ版オリジナルのとんでもないエピソードも必見だ。 ところで、気になるのは、今後のDVD化の見通しだが、残すところ、長編20作品であり、DVDにして20枚といったところだろうか。新BOX1と2が各16枚で再編成されており、それと比べると、中途半端な数が残ってしまったが、常識的に考えれば、全作品完成時に、新BOX3が20枚で発売される可能性が一番高く、先日NHKで放送されたばかりの第9シーズンの4作品以降の分売も、それまでないと見るべきなのだろう。 問題は、これまでの製作ペースでは、残る作品の完成が、一体、何年先のことになるのか、予想が付かないことだ。ちなみに、第10シーズンも、第9シーズンに引き続き4作品となり、現在までにその4作品、「青列車の秘密」、「ひらいたトランプ」、「満潮に乗って」、「葬儀を終えて」の撮影を終え、残るは12作品にまでこぎつけているようではあるのだが、私を含めたDVD化まで待ち切れないという熱烈なポワロファンは、NHKでの放送を見逃さないようチェックを怠らないのが、最善の策なのだろう。 |
![]() 地中海殺人事件 [DVD] |
「ナイル殺人事件」をヒットを受けてクリスティの作品を映画化したもの。原作は「白昼の悪魔」(題名は聖書からの引用)。原作は、クリスティが通常のミステリの枠内で書いたものとしては、「ナイル殺人事件」の原作「ナイルに死す」と並ぶ秀作だと思うが、本作は犯人のアリバイ工作が拙い上に、メインのアイデアにオリジナリティがないという欠点を持っている。それをクリスティ独特の作法で一流のミステリに仕上げているのだが、映画では上手く行かなかったようだ。また、同じ閉じられた空間と言っても、船と島とでは自ずと状況が異なり、初めから映像向きでは無かったのではと思う。
俳優陣も「ナイル殺人事件」とかぶる場合が多い上に、演技力は兎も角、ベティ・デイビス、デイビィッド・ニーブン、ミア・ファーロー、オリビア・ハッセー等の大物が出た前作と比べ華やかさに欠ける。豪華な俳優陣を集めて、魅力ある舞台を背景に、クリスティのミステリの世界を優雅に楽しむというコンセプトにしては、地味な作品になってしまった感がある。 |
![]() オリエント急行殺人事件 [VHS] |
抑えた渋い映像に豪華なキャストと美術。物語とネタも初見の時は意外性抜群で楽しかった覚えがありますが、イギリス的というか皮肉屋のポアロがうざい。台詞のひとつひとつが気に障る。そこがいいといわれればそれまでですが。 |
![]() オリエント急行殺人事件【字幕版】 [VHS] |
ミステリーの女王といわれたアガサ・クリスティーの同名小説を映画化した作品。名匠シドニー・ルメットが監督し、オリエント急行の気品ある雰囲気を見事に再現している。4つ星にしたのは、主人公の名探偵ポアロが原作より,やや居丈高な感があるから。 『オリエント急行殺人事件』といえば、クリスティーの作品群の中でも5本の指にはいる名作だが、その理由は犯人像の「大どんでん返し」のトリックにある。それを見事に描いた力量に感服である。 登場人物は、まさにオールスターキャスト。中でもイングリッド・バーグマンの演技は出色である。学習障害児の後遺症を持った伝道師を見事に「演技」しているのだから。他のクリスティー作品とは完全に一線を画す質を持っていると言っても過言ではない。 |
![]() オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) |
仕事と家庭を持ち、限られた時間で英語と接するのであれば、少々難しくても興味深い作品を選ぶ事が大前提であると考え、悩みに悩んだ末に選んだのがこの作品でした。CDの英語を確実に理解できる事を目標として、わからない内容を原本で確認しながらの毎日ですが、1ページごとに作品のすばらしさが伝わってきます。 |
![]() オリエント急行殺人事件 (講談社 青い鳥文庫) |
私のアガサ=クリスティーコレクション,第2弾です☆★
コレを読む前に「ABC殺人事件」を読み,クリスティーの魅力を感じました。 なのでコレも期待をして読み始めると・・・・ さすがクリスティー。私じゃ考えつかないような推理やテクニックがどんどん出てきました。 普通の推理小説だったらだいたい結末の予想がつくのですが,初めてこんなに悩まされました。私は負けず嫌いなので先へ進みたくないというキモチと,早く知りたいという気持ちが頭の中でずっと戦っていました((笑)) とにかく,本を読んでこんなに結末を真剣に考えたのはコレが初めてです。小学生には少し難しいところもあるかも知れませんが,中学生になれば必ず読めます。私も読めました。 推理小説は苦手という人も,是非この作品をデビュー作としてみてはいかがですか? |
![]() オリエント急行殺人事件 [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス |
本書はいわずと知れた推理小説の古典。推理のトリックももちろんだが、刊行年が1930年代とあって、歴史的な背景や人物の描写も大変魅了的。いまよりは、ずっと階級社会がはっきりしていた古きヨーロッパが偲ばれて、楽しめる。国際列車ならではの国際性もあり、多言語の世界が展開されているのも、なかなか興味深い。たんにトリック解きだけの観点からではなく、純文学としても高い価値を有していると思う。国際列車に乗りたくなった! |
日曜洋画劇場のオープニング&エンディング 【1982】
故・淀川長治氏の解説が懐かしいです。
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