ドラマCD 半分の月がのぼる空 VOL.2
前回のドラマCDでは夏目吾郎の越えてきた道でした(いや、まだ越えてないのかもしれません)。裕一がこれからいつか向かえることになる道です。
今回はそんな話の序章です、裕一と里香が出会う話、裕一が大切なモノを見つける話。
一巻のスタッフのコメントの中にこんな事が書いてありました
「事実は小説より奇なり」という言葉があります、ならば「小説は事実より真なり」という逆説も成るのではないか
と、あぁその通りだなと思いました。
この物語は「奇」ではありません、宇宙人も出てこないし裕一が凄い力を持っている訳でもないし里香の病気が完全に治ったりしません。
「真」です、バカな高校生が葛藤し、時に逃げ出し、迷い大人になっていくそんな話です。
原作がライトノベルという少しオタク的な媒体でなければもっと評価されていたのかもしれないと思います。
(これもドラマCDというあまり馴染みのない媒体ですし)
ですがこのドラマCDは原作をほぼ忠実に再現されていて尚かつBGMも話に合った曲でとても完成度が高いです。
是非聞いてもらいたいですね。
つくものがたり
主人公は現代風で普通な設定なのだと思いますが、二次元だし主人公なんだから、もう少し頑張れよ!と言いたくなる時もあります; 後、主人公が無気力過ぎで親友との温度差も結構あり、後半では主人公は主人公、親友は親友で別々のストーリー展開でほとんど絡みも無く、本当に親友なのか?と疑問に思いました; イベントもほとんど周りが勝手に進展していくだけで主人公は蚊帳の外と言う感じで寂しい限りでした…。 キャラが魅力的なのが多いのに友情も恋愛もなくて、残念でなりません; 個人的には、親友と眼鏡っ子とのイベントが…; 二人共、好きなキャラですが、そんな展開は望んでない…;むしろ、嫌;こっちがあの子とそういう展開のイベントがしたい!と叫びたいくらいです。 キャラが濃い割に…と言うより濃すぎなのが多くて、若干、消化しきれてない感があり、これといった出番も無かったり、『?』と思う所もありました; 戦闘システムや言霊や憑代探しは楽しいですし、全体的な話の流れは面白かったので私的には買って損はしてません。 ですが、いっそのこと、サ○ンナイトみたいに本編の後に気になるキャラと会話して、友好度を上げ、個々のエンディングとかあった方が嬉しかったです。
ハツモール 薬用スカーフ 80g
以前使用していた製品が発売中止になってしまい,いろいろ試しましたがなかなかあうものが見つからず非常に困っていました.このシャンプーは,製品名が少しストレートな感じですが,いまのところ,かゆみなどがあってひどい状態だったものがほとんど止まり,満足しています.強すぎる薬用シャンプーだと,継続使用した場合にかえって悪化する時もあるので,その点は今後確認したいと思います.
7SEEDS 20 (フラワーコミックス)
祝20巻ということで…
最近は各種マンガ賞やアニメ化、映画化で少女マンガ作品が話題になる事は珍しくなくなったが、
それでも少女マンガのレーベルというだけで、ある程度年齢が行ってる男性には敷居が高くなってしまうのは仕方が無い部分もあるだろう。
しかしながら、ただそれを理由に読まなかったら非常に勿体無いと思ってしまう。
この作品は正にそんな作品の一つです。
楳図かずおの「漂流教室」、さいとうたかをの「サバイバル」etc…
男性作家による上記SFサバイバルモノを読んで、それがお気に入りのタイトルの中に入っているような人なら、この作品も上記タイトルに並ぶようなSFサバイバルの名作として位置付ける事が出来るだろう。
元々「BASARA」「シカゴ」など、男性作家にも負けないアクション作品も描いている作家さん、そこに女性作家ならではと思われる緻密で優しい人間ドラマが展開される。
人類が死滅してしまった後の世界というのは、正直今となっては目新しい設定ではないが、個々のキャラクターやグループの魅力がドラマをより深く、面白くしている。
…使い古されたような素材でも、料理する人によってはこんなにも美味しくなるものなんだなぁというのが良く分かる。
「少女マンガ」というジャンルに一番最初に分類されて書店には並べれられるが、ただそれだけで手に取るのを躊躇っていたら非常に勿体無い。
男性諸氏、食わず嫌いはやめて先ず読んでみましょう。読んだら私がここに書いた事が分かる筈です。