アートコーヒー 大使館御用達コスタリカSHB 250g
ペーパードリップとコーヒーメーカー、エスプレッソメーカーで飲んでいます。
最初ペーパードリップで1人前入れて飲んだときは癖のない飲みやすいコーヒーだなと思いましたがコーヒーメーカーでマグカップ2人前入れるとなぜか苦味を強く感じる。
ペーパードリップで2人前入れてみるとコーヒーメーカーほどじゃないけれどやはり苦味が強くなる。
どうしてだろう?
エスプレッソメーカーで入れたときはペーパードリップで1人前入れた時と同じようにまろやかでやはり癖のない味でした。
結局ペーパードリップで1人前ずつ入れて飲むのが僕には一番合っているようなのでそうしています。
値段から考えるとコストパフォーマンスの高い非常に美味しいコーヒーだと思います。
ぜひ他の方のご意見を聞いてみたいコーヒーです。
オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇 (集英社文庫)
文庫本での『オーパ!』シリーズは4冊ありますが、私はその中でこの一冊が最高ではないかな、と思っています。それは、開高氏はこの『オーパ!』シリーズ以外にも釣紀行文を幾つか書いていますが、その中でも最高と私が考えるキング・サーモンの項が収められているからです。
年齢的なものや、心情的なものなど様々なものがあるかもしれませんが、その文章は自身が『宿怨』とまで評した魚との対峙であるにも関わらず、驚くほどに静かで、客観的なもので、私には最初異質のものと映ったほどです。
読み返す内に傍らのカメラマンの呟きを捉えて、自身の心情を代弁させている部分に、またぐいと引き寄せられて改めて、氏の背景にあった宿業のようなもの深さと、その昇華の瞬間を垣間見たような気がしました。釣師として無垢になれる一瞬だけでなく、人として無垢に帰れる一瞬が描かれたこの巻を氏の最高の紀行文が収められたものとしてお勧めします。
愛その他の悪霊について [DVD]
静かな映画である。
台詞も最小限に抑えられ、美しい映像と役者の姿を追う事で話が進む。
マルケスの世界を現実として受け入れ、狂気や毒気、マジックレアリスム的要素を引き算し、
押さえた表現と美しい映像で、幻想的な作品に仕上げている。
マルケス原作の映画で少女が主人公の「エレンディラ」(大好きな映画の一つ)があるが、
映画「エレンディラ」が原作の空気をそのまま味わえるのに対し、
この映画は監督のイメージの世界を味わうものとなっている。
監督が一度咀嚼し取り入れた後に、少女の彫像を彫り上げるように作りあげた印象。
マルケスの作品を知る者からすると肩すかしを食らうが、
約一時間半という短い作品ながら彫り上げられた彫像は冷たく美しく、珠玉の作品。
白虎野
初めにこの新作を聴いたときは「どうなんだろう?」と正直不安になった。
理由として以前の作品群に比べ、音域が頻繁に変化する曲が多く、初めは理解が追いつかないからだ。
ところが、再生を繰り返して曲に慣れるに従い、総再生時間52分がどんどん短く感じられるようになってくる。
そして、歌詞を聞き取る余裕が出てきて、単語の羅列によって作り出されるイメージに想いを馳せるようになれば
もう立派な中毒者の完成だ。
初期の作品群に比べれば、さすがに若干の声の衰えは隠せないがそれでも
前作を遙に超える広大なイメージ世界を作り出してしまう氏の創作意欲にはただ脱帽するほかない。
村治佳織 生命の色彩・原色の響き コスタリカ [DVD]
タイトルの通り素晴らしい映像です。
熱帯雲霧林と言うのでしょうか。原色の命があふれてます。
村冶佳織さんのファンとしても楽しめますし、原色の生命力が素晴らしいと思います。