ジューシィ・フルーツ ゴールデン☆ベスト-多汁果実 品質特撰-
ジューシーフルーツの「Drink!」のレコードを持っております。先日懐かしくなり、レコードをターンテーブルに乗せ、針を落として聴いておりました。そしたら無性にCDも欲しくなり検索。思ったよりジューシーフルーツのCDがたくさんあり、ついついゴールデンベストの文字につられ、こっちをクリック!でも思った程では無かったかな?聴きなれた方が当たり外れなく良かったかも。
まほうのジューシィフルーツ
こちらの商品は6歳の娘がずっと欲しがっていたもので、誕生日プレゼントとして購入しました。
とても喜んで毎日お風呂で遊んでいます。フルーツよりジュースのカップの方がお気に入りのようで姉妹で取り合っています。
水を入れたりかけたりすると色が変わるのがとても楽しいようです。水の温度が高くなると色が変わらなくなるのが少し不思議なようです。
パジャマ・デート
リリースされていたのを全く知らなかったので、正直驚きました。
ジューシーフルーツを見出した近田春夫さんプロデュースとしては最後のアルバムです。
ゆったりとした「メロドラマごっこ」から始まる前作の「JUICY a la MODE」は、キャッチーな「母がいろいろとうるさいの」、「睡眠不足は美容の敵」と続き、おなじみのベンチシート〜最後の「P.S. you love me」まで、近田さんらしい世界観の楽曲が並んでいます。
しかし、楽曲としてあまりに良くできているためか、イリアさんのファルセットだけがジューシーフルーツの個性として出ているだけで、アルバムとしての完成度はものすごく高いものの、ベンチシートでぼやいている沖山さん以外のメンバーは、影が薄い印象は否めないと思います。
あまりに前作が良くできたアルバムだったために、おそらくこの「パジャマ・デート」では、近田さん自身、ジューシー・フルーツというオモチャに既に飽きてしまっているのでは?
女の子がトイレをガマンしている情景を歌い上げるという前代未聞の「星がきれいな夜ですね」のように、いかにも近田さんらしい曲もありますが、逆に完璧主義であろう近田さんが程良く手を抜いたおかげで、三枚目にしてようやくメンバーの個性が表に出てきた気がします。
「JUICY a la MODE」をなぞらえたように、ゆったりとした「パジャマ・デート」で始まるこのアルバムは、ピーナッツのカバー「ふりむかないで」、爽やかな「ミニスカート気分」を経て、ベンチシートのまさかの完結編「渚のベンチシート」と続きますが、このアルバムのキモは何と言っても「あの時君は小麦色」!
最初で最後(?)のドラムスの高木利夫さんのソロナンバーで、一昔前のプールサイドの拡声器みたいなスピーカーから流れてきたらピッタリの、ノスタルジックな歌謡曲ですし、歌もお世辞にも上手いとは言えませんが、全部ひっくるめて切なくてホントに良い曲なんです。
近田さんらしさとジューシーフルーツの個性が、初めて融合したいのがこのアルバムではないかと思います。
このアルバムがあってこそ、その後の名作と呼び声も高いセルフプロデュース作「27分の恋」へと続いたと思います。
ただやっぱり。
コロンビアさんお得意のジャケットカラーコピーの上にCD-Rでも、出してくれないよりはマシですけど、この安っぽさで2500〜3000円は儲けすぎでしょう。
100円ショップのCDの方がまだ高級感がありますよ。
アルバム自体は商品は文句なく★★★★★ですが、装幀は★半分ですね。
ライブ帝国 ジューシィ・フルーツ [DVD]
皆さんはJuicyFruitsをキワ物の一発屋?なんて思っていませんか?確かに私もデビュー曲の「ジェニーはご機嫌ななめ」の頃は全く興味がなかったけど。。。後期のJuicyはほんとにカッコいい!!たまたまライブを観る機会があり,そのアレンジのシャープさとメンバーの一体感,「ギターバンドのカッコ良さの追及」にどっぷりはまってしまいました。独特の音色と雰囲気,これはお得です☆☆☆