予防接種へ行く前に―受けるこどもの側にたって
インフルエンザワクチンを2回接種したという子どもの話を聞いた。
親にしてみれば流行(弱毒性だが)のインフルエンザに罹ってしまっては一大事だとでもおもってのことだろう。
しかし、うちではうちにいかない。
政府、業界、マスメディアがしきりに煽る今度のインフル騒動。どこかおかしくないか?
まずは主題であるワクチン。
不活性ワクチンで血中の抗体は増えるが、細胞組織内の抗体は増えない。感染ルートは細胞組織からではないか?
また妊婦には接種厳禁であったが今年からは”規制緩和”された。
次にタミフル。
小児に異常行動が見られる。この問題は解決できたのか?
厚労省はタミフルの開発企業、ロシュ社のコメント(小児には使用してはならない)をなぜ発表しないのか?
最後にマスク。
90%ウィルスカットなどの誇大表現が踊るが”隙間”はどうするの?
インフルエンザウィルスは厚さ30センチの素焼きの陶器も通り抜けるというが・・・
今度のインフル騒動は、どこか景気刺激(対策)の一環というより陰謀が見え隠れする。
うちではうがい・手洗い以外に予防対策はしていない。もちろん施設へ入る際のアルコール消毒もしない。手指に常在するウィルスから身体を守ってくれる善玉菌までやられてしまうからだ。
子どもたちは学校からの指導でマスクをして登校しているが、これすらもやめて欲しいくらいだ。
手洗いには良質な無添加石鹸ひとつあればいい。
最近は100円ショップでも売っている。
ワクチン接種などにお金をかけてもインフルエンザに罹るときは罹る。
ワクチンの型が合わなかったのではなく、ワクチン自体に有用性がない(無効)だからだ。
同じことはタミフル、マスク、手指の消毒にも言える。
お母さんのためのワクチン接種ガイド
「ワクチンの良さを説明するのは、欠点を指摘するより難しい。」
小児科医が抱える悩みです。
実際に、ワクチン接種に反対する本はマスコミも取り上げるので目立ちますが、接種を勧める本は目立ちません。
さて、この本は「ワクチンを正しく理解し、接種が必要かどうか考えましょう」という内容であり、日本全国の小児科医が発刊を待ち望んだ本です。編集者の「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう。」の会 は日本全国の小児科医有志の集まり、監修の薗部 友良 先生(日赤医療センター)はその代表です。
※ 「VPD」で検索するとホームページがヒットしますのでご参照ください。
イラストを交えた内容はとてもわかりやすく、また接種の際の不安・疑問にも丁寧に回答が用意されており、子どもを持つお母さん・お父さんに是非とも読んでいただきたいお勧めの本です。
ワクチンは子どもを傷つけるために造られたものではなく、罹ると重症化する感染症、でも根本的な治療法がない病気に対して、人間の英知を駆使して開発されてきた医薬品です。いわば「善意の塊」。しかし残念ながら医薬品に100%完璧なものはありません。
このことを理解し、自分の子どもの健康を守るためにワクチンが必要なのかどうかを考えていただくきっかけになる本でもあります。
マイナス1点にしたのは、ジフテリアなど小児科医にも縁遠い感染症の説明にもページが割かれていることと、接種の要否を考える際のデータ(対象となる感染症の頻度・重症度とワクチンの副反応の頻度・重症度・・・表にまとめて一目で比較できることが望ましい)が不足していると思われたためです。
この本は予防接種医療の啓蒙書としてスタンダードになっていくと思われます。今後も改訂を繰り返して優れた書籍であり続けることを期待します。
≪男性用≫抗体マスク(ffフォルテシモ)【CR-75】【1箱(20枚入)】〔結核・花粉・ノロウイルス・SARS・新型インフルエンザ・パンデミック対策〕
WEB上に「結核・花粉・ノロウイルス・SARS・新型インフルエンザ・パンデミック対策」と記載してありますが、この商品は、結核・ノロウイルス・SARSに対応しているのでしょうか。メーカーのHPにそんな記載はありませんし、問合せたところ、抗体フィルターはインフルエンザウイルスのみ対応、結核・SARS・ノロウイスルには対応していないとのことでした。よって“結核・SARS・ノロウイスル”は間違い?それとも売らんがために態と掲載?