246:3AM
全体的にせつない感じの楽曲が多いですね。
たとえば、
4.蒼い記憶
作詞:湯川れい子 作曲編曲:見岳章
は、主人公の男が、女友達を口説き上手な他の男友達に取られてしまう感じのストーリーで、自分が彼女を好きな気持ちを伝えられずにいるもどかしさのようなものを感じます。
また、
6.246:3AM
作詞:湯川れい子 作曲:松尾一彦 編曲:井上鑑
は、言わずと知れた、稲垣潤一さんの代表的な名曲で。当時の青山のカフェがメイン舞台になっており、ストーリーを推測すると、
音楽で世に出ることをめざしていた男女が恋仲を続けながら10代の青春を送っていたけど、結局色々あって別れた二人。その二人が青山のカフェで偶然出会う。男はカフェでアルバイトをしており、女は客としてきた。その面影に昔の青春の思い出を感じながらも声をかけることができなかった・・・みたいなせつないストーリーです。
他には、
9.日暮山
作詞:湯川れい子 作曲:松尾一彦 編曲:津村泰彦
などは他の楽曲と比べてちょっと独特な感じの曲調でそれがまたいい味を出しております。
forever you
いきなり歌から始まり初めて聴くと非常に驚くかも知れない。
そして、今作も上品で落ち着いた感じというイメージがある
「forever you」や「ハイヒール脱ぎ捨てて」という名曲や、「こんなにそばに居るのに」はシングルと違うVersion
さらにDEENに歌詞を提供した「瞳そらさないで」も収録されている贅沢な内容・・・
さくら
“さくら”というタイトル通り日本的で(演奏に和楽器のような音が
感じられます)しっとりした曲ですが 重すぎず
決して湿っぽくなく 聴きやすく親しみやすいです。
このバランス、さすがケツメイシ! といった感じ。
桜舞い散る中、色々な事が浮かんだり...誰もが共感できそうな
詩の世界。季節感もバッチリです。
切ないけど爽やかなケツメイシらしい心地よい作品だと思います。
デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))
久しぶりにマンガで大笑いしましたっ!
ワタシ自身、音楽としてヘヴィメタルは足掛け25年間
大好きなので、それを前提として言わせてもらいますが、
「メタルとお笑いは紙一重」だと常々思ってるし、
世間でもそう思われていることでしょう。
それは聖飢魔2やXが出演した「元気が出るテレビ」
から続いています。
その時代を知ってる人が読むと「いまさら?!」って
思うかもしれませんが、絶対にハマるはず。
特にデビュー当時のデーモン閣下の話す悪魔の設定に
笑った人は必読です。
当時はメタルを馬鹿にすんなっ!なんてBurrn!誌を
必死に読んでた人でも、もう今なら笑えるでしょう。
言葉が汚いとか、そんな下らないことを言うヤツは
このマンガの本当の面白さなんてわかるわけない。
そういうヤツは逝ってよし。
メタル育ちのR35のためのマンガだと思うんですが、
どうですか??
映画化されるにあたって「SATSUGAI」や「グロテスク」が
どういう楽曲になるのかが今から楽しみ♪
白い犬とワルツを (新潮文庫)
私はまだ20代半ばですが、この小説を読んで少しだけ歳をとったときの気持ちがわかる気がしました。
おじいちゃんは昔からおじいちゃんだった、って気がするけど本当はそうじゃない。
若かったときもあったんだ、青春もあったし、恋だってしてたはず。そう考えると祖父に親近感がわいてきました。
うちの祖父も今年で86になりますが、大事にしなくちゃなと思わされました。元気なうちに青春話もきいておかなくちゃ。話自体は淡々と進んでいくのでそれをつまらないと感じる人もいるかもしれませんね。でも、私は静かに静かに進んでいくこの小説、嫌いじゃないです。