そんな彼なら捨てちゃえば? [DVD]
なかなか楽しめました。スカーレット・ヨハンソンが好きだったのと、なんとも女子をソソる邦題に惹かれて観てみたんです。 こういう群像劇って、誰が誰だか訳が判らなくなったりすることもあるけど、この映画は上手くまとまっていました。
肉食系女子が、見るに見かねた知人男性に恋の法則について諭されるエピソード、もっと若い頃の自分に見せてあげたかったですね。その法則の内容自体は、ちょっと前に売れた「THE RULES」という本のものとまあ同じ(男が電話してこないのはあなたに興味がないということ、とか、女友達の恋愛アドバイスは的外れで役には立たない、とか…)ではありますが、この映画でなんだかとてもリアルに感じられました。
これを観て、こういう行動をすると男を追い詰めちゃうな、とか、女の側が無理矢理押し切って結婚すると後々ロクなことがないな、とか、関係を変えたかったら一度覚悟を決めて別れた方がいいかも、とか色々学べると思います。男性はこのテの話は退屈かも。恋バナが好きな女友達と観るか、一人で観ることをお勧めします。
こんな邦題ですが、心がほんわかする終わり方ですよ。
ビューティフル・マインド [DVD]
プリンストンの喫茶室で(形式上の)同僚達が次々とペン(万年筆がほとんど、一番最初に持ってきたペンはモンブランでした、あともよさそうなペンが次々と・・万年筆フェチとしましてはこのシーンだけでも楽しい)を持ってくるシーンで感極まり涙涙。昨日偶然グラディエーターを見て今日これを見たら、僕はこちらの方でアカデミー主演男優賞をやるべきではないかと。本物のナッシュは痩せ型ですけれどね。ジェニファー・コネリーは見事に復活したといっていいでしょう。ちょっと鳴かず飛ばずの時期がありましたけど。でも精神を病んでいるナッシュを学校に来させるという懐の深さにアメリカの強さを感じます。
Labyrinth [DVD] [Import]
小学校のときに見てこの映画は
20年経った今でも心に残っています。
サントラのカセットテープを持っており(かなり貴重でしょう)、
なんどもなんども聞いていました。
とくに「As the World Falls Down」はとても美しい曲で
映画でのシーンも大好きです。
最後のエッシャーの世界でのボウイの動きも何度見てもいい!
もっと有名になってもおかしくないと思う作品なのに
知っている人がほとんどまわりにいないのは不思議です。
とにかく日本語版DVDを出して欲しい!
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ [Blu-ray]
ちょっとボヤけ気味の画質というのはその通り。
DVDからの買い替え組みからすると不満かもしれません。
ただし新規購入の私としては、まあ満足の出来といった具合。
フィルム傷は綺麗に修復されている。
DVD版が高画質だったために大差無いように感じられるのでしょうか。
ブルーレイ画質を体感できる最低ライン、といった感じでした。
他作品と比べるのはあまり意味の無いことですが、
今作と同じくらい評判の悪いオーメンとは比べ物にならない高画質でした。
レクイエム・フォー・ドリーム [DVD]
決して「麻薬をやっているとこんな悲劇が待ってるよ」と謳ってる映画じゃないんだけど・・・。それぞれ、夢、希望へ突っ走っていたつもりだけど、結局、破壊と絶望に突っ走ることになる。
心にあいた穴を埋める方法は本当に紙一重。ハリーの恋人なんて麻薬ほしさにあんなこと、こんなこともしちゃうもんねぇ。
登場人物の演出もすごいけれど、全体としてのストーリーをうまくまとめていると思う。視覚効果、効果音の多用がリアルさを助長しているし。
人間が普通に抱く夢が悪夢にかわっていくという現代版精神的ホラー映画です。