頭のよい子が育つ家
この本の紹介文で、子供部屋では勉強していない、親子のコミュニケーションが良好、ということは知っていたのですが、200件以上の家をリサーチした熱心な取材に基づいた本なので読んでみたいと思いました。子供部屋を作ってもリビングで勉強するようになったケースもあります。子供部屋を作らないというのではなく、コミュニケーションが最も大切ということです。コミュニケーションをとるために、子供を孤立させない工夫が色々とあります。新しいお家を建てるかたは、「リビングはもっと充実させよう」「吹き抜けもいいな」「あちこちに本棚スペースをつくろう」とか夢が広がるでしょうね。家を建てちゃった自分としても参考にできる内容もあり読んだ甲斐はありました。スパルタとか、ストイックという家の雰囲気ではなく、愛情豊かに、子供たちを育むそんな理想な家庭像が描ける本でした。