幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする
初めてブランキーを聴いたのはこのアルバムが最初だったけど、購入動機はジャケ買いでした。裏の花を摘んでる写真もなぜか大好きです。歌詞カードを開いてみると、白い裏地に黒色の歌詞というシンプルなものだけれど、その歌詞の素晴らしさからまるで詩集のような印象をうけました。浅井さんの歌詞だからこそここまでうまくいったのでしょう。音楽の方も個人的にはかなり好きですね。<風になるまで>、<青い花>などの名シングルはもちろん、ジャジーな<螺旋階段>もかなり好きです。中村さんのドラムも冴え渡ってます、採譜するのが難しいだろうな~って思わせるほど複雑で、聴いてて気持ちいいプレイです。照井さんのベースプレイはこのアルバムが一番かっこいいと思います、<カモメ>や<砂漠>、!<青い花>などでみせる、はねるような躍動感のあるプレイもいいし、個人的名曲<親愛なる母へ>でも、音量は小さいですがバックでいいプレイしてます。<親愛なる母へ>での浅井さんのアコギの使い方はすごくうまいですよね。あと<砂漠>での、後半のハイテンションなインストプレイはめちゃくちゃかっこいい!だけど1番好きなのは、やっぱり自分も<小さなガラスの空>ですね。歌詞も、メロディーも、アレンジも、何から何まで全部いい!賛否両論のアルバムですが、自分はブランキーのアルバムの中では1番好きなほどのアルバムです!