明日花キララコンプリートBOX [DVD]
明日花キララの存在は知っていたが、彼女の作品を実際に見たのはこれが初めて。
綺麗系な女性はハズレも多い(マグロ)とゆう固定観念があったので迷ったが、4枚組16時間とゆうボリュームでありながら\2940(税込み定価)なら買っても損は無い?
てことで見てみた。
今までの自分の常識の範囲をはるかに越えていた。
現在テレビに出ているアイドルと比べるまでも無いくらい明日花キララのほうが全然良い。
綺麗とか可愛いとかゆうのは好みの問題だが、彼女の魅力は、ツボを心得ている事。
カラミの最中は相手の目を見て本気モードに入り、カラミの後には必ずお掃除フェ○を丹念にする。
これだけの容姿でここまで徹底しているアダルト女優はなかなか居ないと思う。
まだ見た事の無い人は、これを買って損はしないはず!
星4つなのは、どうせ編集するなら作品ごとにしてあったほうが良いと感じたから。
M.A.C.H. Modified Air Combat Heroes ~マッハモディファイドエアーコンバットヒーローズ~
超音速の戦闘機を操作して、ライバルと熾烈なドッグファイトをくり広げながら優勝を目指す新感覚のレースゲームが、プレイステーション・ポータブルで登場! 猛スピードでカッ飛ぶ戦闘機を操縦するスリルと、ライバルをミサイルやロケット弾で撃墜する爽快感は一度体験すると病みつきになるぞッ! キミはライバルたちを蹴散らし、見事栄冠を手にすることができるか!?
ジェノサイド
圧巻です。ずば抜けて凄い本です。今年のナンバー1の予感。
本書は日本、アメリカ、コンゴという3つの地域をまたぎ、創薬・アメリカ政治・傭兵の戦闘という3つの舞台がそれぞれ交差し物語を織りなす。
本書に出てくる要素を見ると、新薬開発、インテリジェンス、アメリカ政治、傭兵の戦闘、アフリカ問題(内紛)、ジェノサイド、少数部族、人類進化、カニバリズム、情報セキュリティ、言語といった幅広い要素が深く惜しげもなく出され、しかも周到にリアリティが確保されている。そこに父と子という人間模様・想いが織り交ぜられ、物語に厚みを与えている。
本書の内容をもってすれば、良質な長編小説が3冊はつくれたはずだ。
冒頭に抱いていた予想は途中で見事に覆され、僕の想像を超えた展開で物語は進んでいった。タイトルの「ジェノサイド」は読み進める途中で、なるほどこれしかない、と納得。
しかし・・・読んでいて辛い個所が何度かあった。
著者の圧倒的な筆力もあり、読者も登場人物と一緒に人間の極限状況に連れて行かれる。
残酷な描写もある。人間の一番醜悪な一面が描かれている。「子供がひどい目にあう場面なんて想像もしたくない」と強く感じる人や、そういった描写が本当に苦手な人は読まない方がいいかもしれない。
ただ、本書は単にインパクト重視で外道の描写をしているわけではなく、これは私たち人間に対する重大な問題提起であると感じた。なぜ、我々は戦争を止められないのか。なぜ、互いに殺し合うのか。私たちの安全は、実は非常に危ういところにかろうじて存在しているのではないか。かくいう自分自身の中にも、そういった負の片鱗は存在するかもしれない。
お手軽な博愛主義で簡単に“平和”を結論付けるのではなく、本書を読むことによって、読者はそういった問題に真剣に向き合うことになる。というか、突きつけられる。
本書は構想20数年、著者渾身の作品。約590ページあり、文字・行間・質・エンターテイメント性、いずれもギッチリつまっている。重たいテーマを取り扱っているが読後感は良く、未来には希望を感じることのできる本。こんなに凄い小説をつくってしまうなんて、この作者の頭の中(構成力)はどうなっているんでしょう??
おすすめします。