女系家族〈上〉 (新潮文庫)
時代背景としてはかなり古く、大阪船場商人の華やかな生活は今の私たちの生活からかけ離れている部分はあるけれど、とにかく、老舗を守り抜くための伝統と格式については、初めて知ることが多く、学ぶことが多かった。また、読者として初めて垣間見る世界でありながら、自分もその騒動の浮中に居るかのごとく感じられた。
人間の強欲はどこまでも果てしないもの、それが伝統を持つ女系家族であれば、意地が加わるのか・・・と思った。
とにかく、1つ1つの修羅場の結末がどうなるのか、知りたくて、知りたくて・・・睡眠不足になるのを覚悟で読んでみてください。
発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
軽度の大人の発達障害について、ADHDを中心に書いてあります。
学校を出て普通に就職したものの、
なぜか失敗が多かったりして、生き辛さを感じている人は、
ひょっとしたら、子どもの頃から発達障害を抱えていたのかもしれない、という話です。
母親がかなり変わった人で、
子どもの頃から、なんだかなあ、と思っていたのですが、
書いてあることがまるで一緒なので驚きました。
自分も多少受け継いでいるところがあるのかな。
そういうことも含めて、いままで何となく気になっていたことに、
一つの答えをもらったようで、ちょっとすっきりしました。
薬物療法については、いろいろ思うところがありますが、
著者は米国の精神医学を学んでいるようなので、あちら標準なのかな、と。
ともあれ、対人関係で悩みの多い人とか、
とりあえず読んでみるといいかもしれません。
女系家族ホール03 有宮詩苑
抱き枕と一緒に使いました。
非貫通なのはラップで巻いて抱き枕に装着するためだとか・・・。
まぁそうすりゃ非貫通にもなるってことですね。
自分個人では貫通式が好きなんで別に・・・って感じなんですが。
まず質感がいいですね。
重さと大きさが丁度いいです。
で、枕が汚れないようにラップで巻いて挿入してみました。
これはね、なかなかに夢心地でしたよ(笑)
絵がいいんでねぇ。
妄想もふくらみます。
少しきつめですが、それはその人のサイズの問題もあるのかな。
確かに自分も少しきつめな感じはしました。
痛いほどではなかったですが。
経済的に多少余裕があるなら、是非抱き枕とセットで購入をおすすめです。
女系家族〈下〉 (新潮文庫)
幾度か映画やテレビ・ドラマとして映像化されて来た船場の大店の相続をめぐる悲喜劇。三姉妹と彼女らを取り巻く人々の欲望が、最後に至って亡父の遺言により見事にどんでん返しを喰らわされるという痛快な皮肉が利いた傑作である。登場人物の性格描写や遺産相続の詳細が極めて興味深く描かれていて、誰しも作品の世界に引き込まれてしまうことであろう。ずっと以前に読んだ時から私の愛読する数少ない小説の一つになっている。
Milestone
「布袋色がやや褪せた・・・」との意見もありますが
個人的にはデビュー当時のナチュラル系に回帰したような
そんな自然体の今井美樹が上手く表現されていると思います。
「PIECE OF MY WISH」など聴きなれた曲もあってベスト盤!?かと思うところありますが
そこは20周年の区切りとして代表作らしい完成度高い1枚。
新曲も沢山!やはり数多いベスト盤とは別に持っていたい1枚です。
CD購入を契機に拝見した、コンサートでのライブを見て益々その魅力に惹かれてしまいました。