Dr.コトー診療所2006 スペシャルエディション DVD BOX
シンプルだけど難しいテーマでした。永遠に出ない答えを探してコトー先生はこれからも医師という怖い仕事を続けていくのでしょう。人として如何にあるべきか考えながら。そんなコトー先生の生き方そのものがこのドラマの最大の魅力だと思います。またいつか島の皆と再会出来たら嬉しいです。2003 2004 2006通して大好きな作品なので未見の方に是非観て頂きたいです。お薦めですよ。
銀の龍の背に乗って
人間の無力さや弱さを自覚させた上で優しく背中を押してくれる。
そういう不思議な曲です。
仕事などで自分の力不足を自覚して落ち込んでいる時に聴くと、
「弱くても勇気を出して一歩を踏み出そう」
という気になります。
自分の本質的な部分に沁みこみ、何かを問いかけてくる。
描く世界のスケールの広さといい、中島さんでなければ生み出せない
現代の名曲の1つだと思います。
Dr.コトー診療所 23 (ヤングサンデーコミックス)
この巻では星野さんが帰ってきて、原さんの息子、クニオくんが国立高に受からなかったのに嘘をついてしまったことからはじまる事件のストーリーです。
この問題は私立高がいかにお金が掛かるかがわかります。ただ、奨学金を得られるストーリーも考えられなかったのかなとも思いました。まあ我が国の奨学金制度の脆弱と言ったらどうしようもないですけど。
この作品はこの巻でも描いていますが過酷なストーリーや展開がありすぎる都合の良すぎる漫画だと思いますが、我が国の医療のあり方の縮図を描こうとしている漫画であると言うことです。
あくまで漫画なんだと思います。
だから都合良く次々起こる問題に関してはあまり深く考えなくてもいいのではないかと最近は思うようになりました。そう思うと医療だけでなく、我が国の問題点も並行していくつも描かれていてすばらしい作品と言えるでしょう。
風と凪
デビューから8年、その軌跡を彼女自身が選曲し監修した2枚組みのベストアルバムとなっています。
「風」盤と「凪」盤から成り、その収録曲は単なるシングルベストとなっているのではなく、
(実際にVAP時の「咲かずとて」「今は昔」や、「流星」「七月の友だち」などのいくつかのシングル表題曲も未収録)
あえて全アルバムからのセレクションとなっており、その曲たちに共通することは、なんらかの“タイアップ”があること。
本作は「熊木杏里」というアーティストを、現在のこの場へ導いてきた“縁”をたどる「タイアップ・ベスト」となっている
ように感じられます。
そういった意味では、シングルベストとして作られた作品よりも耳なじみがあり、「熊木杏里」というアーティストが
気になっていて、これから聴いてみたい!という方にはぜひオススメの作品であるといえます。
しかしながら…、いちファンとして正直に苦言を呈すると、まずひとつはベスト盤が“なぜ今なのか”ということ。
せめてデビュー10周年まで待ってほしかった。(おそらくキング移籍5周年が先行したのでは…と憶測してしまった。)
そして、収録曲のうち新曲が1曲であること。これはベストアルバムに望むことではないと思うのですが、
ベスト盤発売を機に収録して欲しかった曲は、いくつかあると私のみならずファンの方は感じたことではないでしょうか…。
しかし、よく考えれば「私をたどる物語」がフルバージョンでアルバム収録されているのは本作が初であること、
また、「戦いの矛盾」「君の名前」があえてアルバムバージョンで収録されていることに彼女の制作の意図を改めて
感じられるようにも思います。
本作での何よりの収穫はブックレットに綴られた「風と凪によせて」という彼女のエッセイに出会えたことです。
そこに本作に対しての彼女の思いを感じ、これからもきっと様々な“縁”から素晴らしい歌を生み出してくれると
願いをこめて…、星4つです(笑)
「Dr.コトー診療所」オリジナル・サウンドトラック
1曲目『COTO』のイントロからウッ(v_v)ときます!オープニングの曲ですので、みなさんもご存じだと思います。それから印象に残ったのは、“あきおじ”が登場し、多くの方が涙した場面で流れた曲や、『銀の龍の背に乗って』のインストでオーケストラバージョンの曲はしっとりしていて心を打ちました。島の雰囲気たっぷりの曲も収録されてます。全体的に優しく、癒される曲ばかりで、ドラマもうすぐ最終回を迎えてしまいますが、9月10日に発売される写真集と共に、どっぷり余韻に浸れること間違いなしです!