勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX I
個人的には以下の点がオススメの理由です。
○勇者たちの名前が、勇者刑事デッカード、コンバット刑事マクレーン、
カンフー刑事パワージョー、レスラー刑事ダンプソンなどなど、非常に
個性的。
○毎回、勇者の誰か一人(時に複数)に的を絞った話が展開され、且つ
各勇者それぞれにゆかりのある人間関係ができてくるので、勇者たちの
性格がハッキリ描かれ、他の勇者シリーズのロボット以上に魅力的な
勇者になっている。
○『心を持ったロボット』という難しいテーマを丁寧に描いている。
「マイトガイン」では何気なく登場した超AIという素材が違った角度
から描写されていると考えると、また一味違う楽しみ方ができる。
○感動する・考えさせられるストーリーが多い。
○ビルドチームの”建設合体”シーンがサイコー(笑)
とにかく面白いと思いますので、本当にオススメです。
勇者警察ジェイデッカー データコレクション10 (電撃コミックス)
味方のロボットや主要な登場人物の設定画がカラーで 載っていて、イラストを描いたり3Dモデリングの際の 参考資料としては最適です。ロボットについては頭長高や重量の データもあって、この本で初めて知った事も多い。 キャラクターの設定画も豊富で番組内で身につけた様々なコスチュームの ラフも掲載されています。ざっと眺めているだけでも楽しいです。 各話で登場するゲストキャラやゲストメカ、敵メカのイラストもありますが、 こちらはモノクロページなので少し残念。少し欲を言えば 各ロボットの変形機構の説明なども欲しかったです。
勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX II
人間は感情の動物である。
人間は考える葦である。
そして、彼らも人間なのである。
鋼鉄で出来た人間なのである。
彼らをロボットとは、言わせない。
欲望に負けやすい胆略的な人間より、彼らの方が何倍も信念が有る。
仮令体は機械でも、愛する気持ちも友情も、喜びも悲しみも欲望も、全部まとめて人間と変わらないのだ。
燃料をくすねた事も有った。
人をからかった事だってあった。
ストレスだってたまる。
言う事を聞かない事もある。
嘘だってついた事が有る。
すねる事もあるし、ごねる事もある。
だけど、それは、完全な悪も、完全な善もない。
善と悪が表裏一体であるからこそ心なのだ。
人間臭いのではない。
彼らは、鋼鉄で出来た霊長目人科ホモサピエンスなのだ。