リーガルマインド会社法 第11版
弥永会社本の最新版。
ご承知の通り、昨年は東大の落合・江頭両教授が定年に伴い退官したことに象徴されるとおり、会社法学界も世代交代の時期にきている。
そのような中、元気なのが神田先生や弥永先生。
いずれも故・竹内先生のお弟子さん。
もっとも、神田先生はどちらかというとリベラル派、弥永先生は堅実派という感じだろうか。
ゆえ、「会社法」と「リーガルマインド会社法」を読み比べてみると面白い。
本書についていえば、ご承知の通り本格的な基本書ではない。
しかし、徐々に引用文献が増え、基本書に近づいていくのかもしれない。
また、学生であれば、この本を踏まえて、法律雑誌の論文を沢山読んでみるべきだろう。
この本だけをもって「いい」とか「悪い」とはいった議論は全くナンセンスだ。
学生がテクニックに走る傾向はある程度理解できるが、本当にリーガルマインドを身に着けるにためには、このような本を土台に法律雑誌の論文を沢山読むことである。
いずれにしても、神田先生や弥永先生の見解は注目すべきだろう。
hon-nin vol.05
新連載が多いのと同時に休載が多かった今号。
安野モヨコ・みうらじゅん・泉美木蘭・せきしろ・オールナイトニッポン傑作選・そして松尾スズキ。正直、この作家陣の連載は全部見ているので休載は自分にとってかなりキツかった・・・
今号で一番よかったのははやはりhon-nin列伝のゲスト江頭2:50。
生涯、伝説を残す芸を信条としているエガちゃんが今まで出会ってきた素晴らしい人達の言葉は読んでいて胸にしみました。高田文夫・テリー伊藤・片岡飛鳥・そして悪友浅草キッドと出会ったのはエガちゃんにとって偶然ではなく、必然だと感じるくらいエガちゃんの芸人としての生き方に拍手を送りたくなりました。
江頭2:50のエィガ批評宣言
「例え、どんなにつまらない映画があったとしても、批評するオレよりも映画のほうが上だ!もし、その映画がクソでも、オレはそれをエサにしてしか生きていけないハエなんだ。批評することは簡単だけど、創ることは難しいぜ!」
この「まえがき」で始まる本書はTVの前で見せるパフォーマンスとは違った江頭2:50の映画に対する熱い思いの込められた批評本である。
一読して、TVでのエガちゃんからはおよそ想像できぬ(失礼!)、映画に対して真摯な批評が述べられており、時には酷評するも、エガちゃんの毒舌の裏にある映画への“愛情”が感じられるので読後感も不快に思わない。むしろ、「俺の意見は国民の意見だ!」と勘違いして毎年黄いちご賞をつけるくだらんバカ映画評論家や碌に見もせず便所の落書きもどきの暴言しか言えない映画監督の看板を掲げるバカヤローにエガちゃんのチンの垢でも飲ませてやりたい。
個人的には、角川映画(角川春樹時代)について、エガちゃんも青春時代に影響を受けた者として思い入れたっぷり(特に『戦国自衛隊』『人間の証明』『野獣死すべし』)に熱く語っており、当時の角川映画(1976〜86)が好きな私にとっても読んでいて爽快であった。
また韓流映画やエガちゃんが選ぶベスト25作品の批評も面白く、『ミザリー』についてエガちゃんの体重100kgを超える怖い女性ファンにストカーされた実体験を絡めた批評には大変面白かった。
本書には収録されていなかったが、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』において前作は評価されていたものの本作は酷評されており、特に三丁目の世界観に対し「俺たちはみ出し者は、あの世界じゃ生きていけないぜ!」の発言が印象的でした。確かにエガちゃんにはあの道徳的な世界観があわないだろうし、どちらかといえば『天才バカボン』や『嗚呼!!花の応援団』の世界観の方があってるだろなあ〜!
アメトーークDVD⑨[DVD]
小杉イジりたい芸人が一番の楽しみで購入したのですが…
ご本人登場は寧ろ無い方が面白いんじゃ無いかと思ってしまいました。
ブラマヨも小杉さん、吉田さん単品でも面白いし好きなんですが何か違和感が…。