江ノ電ミニチュア散歩 (三才ムック VOL. 216 鉄道ミニチュア散歩シリーズ Vol. 1)
むしろ、レイアウトはこうすべきだという、ひとつの答えが得られるだろう。
レイアウト作りをしている人なら、色合いから周辺のこまごました物の配置
すごく参考になると思う。
こんな資料がほしかった!
発光都市TOKYO
上空に舞い上がったヘリコプターから、命綱をつけて外に出て撮影しているという写真。
自身パイロットでもある写真家が、年間何百時間も飛ぶ中から抜粋した光景は珠玉だ。
写真家の写真集といえば、自分では見られない貴重な瞬間を、
アーティストならではの感性と技術で切り取って見せてくれるものであろうが、
この本はまさにそういうものだ。
東京という都市の夜景に絞ったテーマは、余白の全くない特殊な装丁と相まって、
写真家の個性を強く感じさせる。
闇の中に縦横無尽に延びる光の帯は、巨大な生命体の神経シナプスを思わせ、
大都市の躍動感を感じる。
見慣れた街の地図が、光と闇に彩られて浮かび上がる。
光はより人間と人工物の存在を際立たせ、
闇はより自然の底恐ろしさを際立たせる。
無機質に思えていた都市空間が巨大な有機物となり、小さな人間たちを護っているように見える。
表紙から中身すべてが同じ紙質、つまりすべてが作品。
版型が小さめなのがもったいないと感じる、今度はぜひパノラマ画面の上でこの視点を堪能したい!
Q&A新しい社団・財団法人制度のポイント
これからは、社団法人も財団法人も自由につくることができます。
論点は、「既存の公益法人がどうなるのか」に尽きる気がします。
これらの内容については、いわゆる一般社団・財団法、公益社団・財団法、そして整備法の3本の法律を熟読すれば分かりますが、いかんせん長すぎます。
時間的な制約もありますので、本書をまず読んで要所を押さえておくべきでしょう。
そして、自分たちの団体が一般を選ぶのか、公益法人にチャレンジするのかを意思決定しておくとよいと思います。
既存団体が知りたいポイントが網羅されていると思います。