ビー・グッド・ジョニー・ウィアー Vol.2 [DVD]
全米選手権での敗北と世界選手権代表の落選という屈辱から、バンクーバーOP前のGPシリーズでの再起を追った第2巻です。
ロシア杯、王者プルシェンコの帰還、プレッシャーというメンタル面の弱さで実力を出せなかったジョニーの姿が痛々しいものがありました。
FPの「堕天使」は、自分自身の姿であると語るジョニー。
「堕天使」のプログラムへの想いに、オリンピック代表、オリンピックでメダルを獲る事にかけるジョニーの本心がうかがえる、とても良いインタビューです。
妖艶で美しいSPの映像もたくさんでてきます。
長野のNHK杯では、風邪で体調が悪い中、最高の演技をしたジョニー。
GPファイナルのSPでは、完璧な演技のはずなのに1位との差は5点ほど。
その違いを、一人ホテルで、パソコン動画でチェックするジョニーの横顔が真摯で素敵でした。
GPファイナル終了までを追った今回のDVDですが、ジョニーの弟、日本の街でショッピングする姿や日本のファンとの交流、果てはオールヌードまで公開されています。
ジョニーがDVD中で語った、一流のアスリートの孤独は切なかったです。
第3巻が待ちきれない!
次がクライマックスなので、★4・5
追記
販売事情があるのでしょうが、先行予約に比べると、後から入手する場合と開きがありすぎると思います。こんなに差が開くなら、最初から3巻まとめて先行予約を受け付けて、もう少し誰もが気軽に入手できるような価格設定に、してほしかったです。
後から購入したい方がいても、どうしても二の足を踏んでしまうと思います。
【正規品】 POWER BALANCE(パワーバランス) シリコン・ブレスレット クリア M(19.0cm)
平行輸入品の鑑定をしてくれるとは思いませんでしたが、六本木の正規直営店で観てもらったところ、パッケージの違いは公表通りのことで、「中身のホログラムを見る限り、ホンモノですね」とのこと。
平行輸入品にケチつけることもなく対応してくれたPowerBalance直営店のスタッフに感謝してます。
ビー・グッド・ジョニー・ウィアー Vol.3 [DVD]
DVDの冒頭は、ポーカーフェイスのEXナンバーの一部映像あり。
友人達とのニューイヤーパーティーの様子、出席者にはハリウッドスターのミッキー・ロークもいました。
年明けの全米選手権にかける意気込み、FP用の新しい衣装製作、そして熱戦。
SPの完璧な演技に関わらず、ジョニーの点数は伸びない不可解採点。
FPを終えて、3位にとどまり五輪代表に。
ジョニーの米スケート連盟の政治的な思惑(ライサチェック達を推したい)と、採点の不可解さも語られていました。
また、FPで使用した衣装に少量の毛皮が使われていた為に、ジョニーやデザイナー達が動物愛護団体から、激しい非難と脅迫を受けた様子も紹介されています。
バンクーバーOPのSP、FPの映像は動画なしで、写真のアニメーションのみです。
ジョニーの異様とも思えた低い採点と、P・チャンの不可解な高得点について語ったジョニーには、強い共感を覚えました。
OP後に、世界選手権欠場を決めた心情、カナダのTV局の差別的な中傷発言への抗議会見等、偏見と闘うジョニーの姿がたくましくもあり、痛々しかったです。
今後スケーターを続けていくか、別の人生を歩むか、模索中のジョニー。
彼が、興味を持つファッション関係の大学見学の映像もあります。
今季はジョニーの姿が見られず、とても残念ですが、来季は是非ジョニーの美しい滑りが見たいと思います。
ジョニーいわく、「最高の選手ではなく、心を表現する選手でいたい」という言葉が、唯一無二の個性的な美しい氷上のアーティストである事を物語っていました。
★4個にしたのは、ここまで3巻も引っ張られて購入したのに、一つもフルバージョンのSP、FP、EXナンバーが見られなかった事です。
期待を裏切られ、悲しい気持ちになりました。
1巻しか最初は発売しないと思って購入したのに、あとから2巻も発売するなら、せめて1巻に1つずつでもよいから、フルバージョン映像が見たかったというのが本音です。
(スケート連盟等の規制?なら仕方ありません。)
もし今後プロになった時には、多くのファンの為に、美しいフルバージョンのプログラム集のDVDを発売してほしいと思います。
ビー・グッド・ジョニー・ウィアー Vol.1 [DVD]
2008年の世界選手権の銅メダル獲得、2007〜2009年のGPシリーズ開幕直前までの、ジョニーの試合や、練習風景、プライベートタイムの映像が紹介されています。
2008年の世界選手権代表をかけての、4回転ジャンプに取り組む練習風景は壮絶でした。
ガリーナコーチの強靭な意思には、娘のニーナ、娘婿のペトレンコもたじたじな様子が見られて、非常に興味深かったです。
衣装担当との入念な打ち合わせには、アーティストとしてのジョニーの強い信念が伺えます。裏方のスタッフの苦労が、氷上での華麗な姿を支えていることが理解できました。
かつてのルームメイトのパリスとの生活の紹介。ジョニーが料理をする姿が見られます。
また、ジョニーの母やおば、エージェントのタラも出演。
バンクーバーOPに向けて、振付をD・ウィルソンに依頼した経緯と振り付けの練習風景、衣装の打ち合わせ、EXナンバーの「ポーカー・フェイス」の映像。
ガリーナコーチお手製のスペシャルドリンク、ジョニーのHな映像とエロ話も面白かったですよ。
映像特典は、今後発売されるDVD2巻と以前発売されたDVDサンプル映像、主な出演者のプロフィール。
チャプターあり。ポストカード一枚付。
★5にしなかったのは、今後発売されるDVDに期待をこめてです。
どうせなら、3巻セット売りにして、もっとお手頃にしてほしかったから。
ジョニーの他、高橋、ジュベール、ライサチェック、バトル、ランビエール、プルシェンコ、小塚達の映像も、わずかですがあります。
よくわかるフィギュアスケート
フィギュアスケートの歴史、黎明期から現在に至るまでの、男女シングル、ペア、アイスダンスの各競技の歴史を彩ってきた選手たちの紹介と、彼らのカラー写真が豊富な点に満足した。
現在よく耳にする「ザヤック・ルール」の元になったザヤック選手の事、D・バトン、J・リン、R・カズンズ、トービル・ディーン、S・ハミルトン、B・ボイタノ、B・オーサー、クリスティ・ヤマグチ、伊藤みどり、K・ビット、ゴルデーワ・グリンコフなど古いフィギュアスケートファンにもおなじみの選手の写真や解説が嬉しいつくり。
もちろん近年のフィギュアスケート界を彩った選手、ヤグディン・プルシェンコ達、バンクーバーOPまで選手の写真と紹介もある。注目されている海外スケーター達の写真の掲載あり。
本書の構成は、
巻頭は現在活躍中の日本人選手達のカラー・グラビア。
スケーターで読むフィギュアスケート史
世界の名コーチたち
世界のコリオグラファー
フィギュアスケートQ&A(新採点方式のポイント、プロトコルの見方等、天野真氏による解説など)etc
キス&クライで、TVでよく選手たちと映るおなじみの顔のコーチ、コリオグラファー達の名前と顔写真、略歴等が紹介されていて、これらの特集は興味深い記事だった。
保存版として、手元において置くにも程良い大きさのA5版サイズ。
巻末にはオリンピック、世界選手権の記録が掲載されている。
あとはカカク的に、もう少しまけていただけたらなあ?という感想。