超時空要塞マクロス マクロス・ザ・コンプリート
昔,マクロスを見ていた人間は涙ものでしょう.カラオケなどマニア要素もあるが,マクロスにおけるハネケンの音楽を楽しみたい人間にはこれ以上のアルバムはない.
それほどマニアではなく,初代マクロスが好きだった,という人には文句なくお勧め.
研究する意味
この本は、タイトルの「研究する意味」とは?という問いに容易に答えを与えてくれるような本ではない。小森陽一氏しか著者として載っていないが、金子勝氏や高橋哲哉氏、竹村和子氏、岡真理氏、吉見俊哉氏など岩波書店の「知のフロンティア」シリーズの著者を中心に全部で11人の研究者の研究者への道のりやその姿勢が本書では語られている。
それぞれ研究内容は異なるが、各研究者が口を揃えて言うことがある。それは
1.古典を沢山読め(基礎をしっかり学べ)
2.(各文献を)批判的に捉えろ
3.時代の先を見よ
4.研究は楽しくあれ
といったことである。
当たり前といったら当たり前であり「学問に王道はなし」という言葉をこの本はただ述べているだけである。ここで問題なのは、著者達の!言葉をどう捉えるかであろう。1~4を守ることが研究者の近道であると、著者達は述べているとは私は思わない。少なくとも2を守るということは、同時に著者達にも批判的である必要がある。ならばどうすべきか。私はニーチェのように超克(突き抜けようとする意志)であると思う。要は一人で頼ることなく頑張っていく意志でありそこにこの本のタイトルの意味があるのではないか。
どの研究者も大学時代や大学院時代には悩んだことが多々あったみたいなので現在進路で悩んでいる人にはお薦めです。
マクロス ソング・コレクション 2002
初期のマクロスでの羽田健太郎さん提供の楽曲は
今、聴いていても「やさしく心地よい」です。
最近のガチャガチャしたものとは一味違って
とても安らぎますね。
マクロス関連のCDは以下のものもありますよ。
「超時空要塞マクロス マクロス・ザ・コンプリート」
チャイコフスキー・コンクール~内側から見た歴史 [DVD]
今までのコンクールの歴史や演奏が年を追って紹介されています。ドキュメンタリータッチなので演奏が部分部分なのは残念!それでも感動ものです。初回優勝者のクライバーンはでてくるわ、まだ黒髪ふさふさのアシュケナージは今より演奏も若々しい。そしてチョンミュンフンも出場してたのですねえ。演奏もエネルギッシュ。
お得なのはプレトニョフ様の??歳当時の会場での演奏も一楽章分収録。手を見てると目にもとまらぬ早業。そして、クレーメルのコンチェルトも一曲分収録。チャイコフスキーは涙が出てきます。
もちろん諏訪内さんはじめ日本演奏家も短いですがたくさん収録されています。なんといっても審査員の映像がまたすごい。ロストロホービッチ、ギレリス、オイストラフにコーガン、カバレフ!ス!!キーにショスタコービッチ、ロシアといえばハチャトリアンと、このコンクールはなんてすごいのでしょう。チェロ部門 声楽部門も収録されています。
映像、音質がもう少しいいと5つ星です。
マーラー 交響曲のすべて
私が、この本の原書を購入したのは、かれこれ10年くらい前のことです。いろいろなところで引用されたり言及されたりしていて、フローロスのこの本がマーラー研究の古典的な文献であるということは知っていたので、何度も読もうとしたのですが、やはり難しくて、ほんの部分的にしかしっかりとは読むことができませんでした。なので、それが、こうして日本語訳となって出版されたことは大変な喜びです。何より、内容は深く掘り下げられているにもかかわらず、日本語がとてもこなれていて読みやすいのがさらに嬉しいです。途中、思いもよらない訳注に出会ったりするのも楽しい! マーラーファンにはたまりません。