ねこぢる草 [VHS]
話が、きちんと用意されているところが凄い。
でも判る人は日本では少ないのでは無いだろうか。
なかなかこの話題に触れるのは、危険が伴うでしょう。
ねこぢるワールドの琴線に触れている人は、かなり楽しめると思います。
あと、暖かい人もかなり楽しめると思います。
普天間基地問題から何が見えてきたか
論文集である。中で私は、ICUの千葉眞教授の論考に深い賛同の意を評したい。
・小泉政権以来、民主主義は劣化し、国政は貧窮者層には厳しく富裕者層に利するものに変貌して言った。
今は、ポストデモクラシーの時代に入っている。
・二大政党制の結果は、脱政治化と政治的無関心の増大である。
・社会福祉と社会保障の後退は目を覆うばかりである
・日本の民主主義は1960年代以降1970年代初めまでが頂点であった。
・政権交代のカンフル剤は聞かなかった。鳩山は普天間移設についてオバマとサシで決着するタイミングを逸した。
米国内ではそもそも海兵隊不要論が持ち上がっていたのに。
・ジャーナリズムは普天間問題をそもそも他人ごととしてしか扱わなかった。
GOLDEN☆BEST
低音域にも明るみと品格を失わなず、高音域では玲瓏な響きをしなやかに伸ばしてゆく辛島美登里。この清楚な歌声は日本の女声シンガーの歴史における貴重な財産だと思います。
そして今作のように辛島美登里を知るための作品で改めて価値を発見するのは、楽曲提供も数多く行っている彼女のメロディの素晴らしさと、リアリティを持つ歌詞の慧眼です。作曲においては彼女の特徴である情感を切々と表わすバラードから、透明な声に見合う快活で明朗なテンポの曲まで、コンポーザーとしての一流の業が堪能できます。一方歌詞においては、これぞ辛島美登里いちばんの魅力である絶妙なことばの魔法です。奥ゆかしく、時には直球で女性の内面を鋭く描写しますが、それだけでなく全体の世界観の洗練さが聴き手に物語を見せるのです。このことばへ抒情的な透明声が乗ったときの世界の広がりは、やはりこの国の女性歌手の「実」の部分を担ってきた人の歌ですよ。
1「時間旅行」など追い風と日差しを受けたようなポップな編曲は、辛島氏の明るい声とよく合っており、瑞々しくきらきらした喜びを届けます。一方2「黄昏を追い抜いて」の転調のダイナミックな展開は今も聞きごたえ抜群ですね。名曲3「Merry Christmas To You」の繊細で丁寧な歌声の織り方、ドライヴに流したい5「Emerald Dream」のエレガントでアーバンな装い、どれもバラエィ豊かです。
聞きなじみのある曲はアニメ「YAWARA!」の第二期エンド曲・6「笑顔を探して」と、何といっても7「サイレント・イヴ」。凍てつく切なさと凛とした彼女の声、悲しくもきれいな冬の女性を浮かばせますね。当に日本の名曲ですね。
他には11「夕映え」が秀逸。人の深い行間と情景がリンクしとても美しいです。14「瞳・元気~都会のひまわり~」は永井真理子に提供した「瞳・元気」のセルフカバーで、詞の一部が改変されています。
The Fuccon Family [DVD]
テレビ東京系の深夜番組、バーミリオン・プレジャー・ナイト内で放送され、後に5分番組として装いも新たに放送された「Oh!Mikey」の元がこの「フーコンファミリー」です。
既に「バーミリオン~」のDVDは何本か発売されており、その中に「フーコンファミリー」も収録されていますし、また、「Oh!Mikey」ではたっぷりとこのブラックでシニカルなマネキンソープオペラを愉しむことが出来ます。
しかし何と云ってもこちらが元祖。また、夕方に放送されていた「Oh!Mikey」に比べ、深夜枠ということもあってこちらのほうが若干ブラックでダーク。シニカルさが光ります(その分、「Oh!Mikey」ではより多彩な登場人物になっていますが)。
また、本DVDでは、「バーミリオン~」のDVDに収録されていないエピソードが幾つか収録されている他、監督(且つ脚本、撮影、編集でもある)石橋義正さんのインタビューや、その後ろに流れる撮影シーンなどもあり見逃せません。
「フーコン・ファミリー」(全8話)「フーコン・ファミリー パート2」(全4話)「新フーコン・ファミリー」(全6話)が収録されていますが、少し内容のかぶるエピソードもあります。「Oh!Mikey」DVDより若干お値段は安めです。取り敢えずのお試し版としてどうでしょうか?
SINGLES
毎日会っていたあの頃。毎日ドライブしていたあの頃。毎日けんかしていたあの頃。毎日話し続けていたあの頃。
別れたあとのふとした帰り道に車でかけた音楽(それはたまたま買ったテープだった。)が、ハーフアンドハーフだった。
なんともいえない嬉しいような、悲しいような辛島美登里に一瞬のうちにはまった瞬間だった。その辛島美登里に嫉妬した彼女はもう目の前にいないけど、あれからずっと10年間も聞いていない音楽にめぐり合いたくてこのサイトでオーダしました。