Seasar 2 徹底入門 SAStruts/S2JDBC 対応
Strutsは使用した事がありましたがSeasarプロジェクトは全くの初めて。
そこでとりあえず知り合いに聞いたらこの本を薦められました。
実際に購入したところ、よくありがちな説明不足で実際にコードを打っても
想定通りに動作しないといった事がありませんでした。
流石にStrutsの経験が無いと内容を理解するのは難しいかもしれませんが、
おかげでSAStrutsやS2JDBCがどれだけ画期的なのか良くわかりました。
プログラマーはアクションクラス、アクションフォーム辺りを作成するのが
主な作業になり、struts-config.xmlやvalidator-rule.xmlをほとんど設定
せずともいけてしまいます。これはプログラマーにとって大きな進展と感じました。
もちろんその代償となる制約もありますが、大きな問題にはなりにくいだろうと。
Java5以降の機能であるアノテーションとかも駆使するなど、
いろいろな最新手法を学べるところも良いと思います。
またアクションクラスから簡単なDB参照して値を返却するだけならほぼ数行で
出来てしまいます。むしろJSP側(デザイン側)の方が最近流行のAjaxなど
を考えると大変な作業に思えてくるくらいです。
残念なのはそのAjax(特にJSON形式でのやりとり)とSAStrutsとを組み合わせた
場合の情報がもう少し載っていてくれているとより有り難かったかなと。
with you feat.Me (テイルズ盤) 豪華特典付き(テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3」対応・装備ダウンロードシリアルコード他)
自分のように、PSPソフト『レディアントマイソロジー2』でBACK-ONの曲に触れた方は多いのでは無いでしょうか。
純粋なBACK-ONファンからするとゲームとのタイアップは複雑な思いもあるかもしれませんが、それで音楽の本質が変わるわけではないと思います。
特典目当てで買う方も多いでしょうが、ゲームファンの中にも、曲を良いと思って納得して買っている人間がいることを知って頂ければ幸いです。
さて、肝心の楽曲ですが、今回はやはりフィーチャリングでmiso・・・じゃなくてMeが歌に参加している点が特色的ですね。最初に聴いたときは違和感がありましたが、Meの歌声がハイテンポな曲に合っているため、全体的にBACK-ONとよく噛み合っていると思います。
標題曲「with you feat.Me」のテーマは「君と会って変われた自分」というシンプルなもので、キャラクターが多数出る『レディアントマイソロジー3』のOP曲としても良いと感じました。
ED曲の「流れ星」ではBACK-ONのみですが、曲調的にMeは参加しなくて正解でしょう。自分はサビの盛り上がり方が好きです。
3曲目の「witu you『テイルズ オブ』Remix」は、カノンノ(CV:平野綾さん)が参加し、間奏でテイルズの戦闘曲3つをアレンジして織り交ぜたリミックスです。
カノンノの声が劇中よりも可愛い感じで、これなら普通に参加したバージョンも聴きたかったなぁ、と。
ちなみに、使われている戦闘曲は(1)ヴェスペリア「戦いの火蓋」、(2)グレイセス「抜刀!研ぎ澄ませ!」、(3)アビス「The arrow was shot」だと思います。間違っていたら申し訳ない。
よっぽど特典類が不要ということでなければテイルズ盤の方がお得ですので、こちらをお薦めしたいと思います。
(※特典類は画像もあるので、特に言及することはありません。)
JAPONESQUE(CD+写真集+グッズ)【初回限定盤豪華B4サイズ】
今回も期待を裏切りませんでした・・・がしかし、人間性に疑いを持ってしまったため−1☆です。
ツアーも内々決まっていた頃に出来婚となる切っ掛けを作るなど多方面へ迷惑を掛けるなんて言語道断。
Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
Seasar2プロジェクトの一つであるTeedaを中心に分かりやすく書かれており、現状、Teedaの書籍は本書だけだと思いますのでその意味で貴重な書籍と言えます。著者の比嘉さんはSeasarの生みの親であり、自らもSeasar2を利用した開発に直接携わっており現場の分かる本物のプロです。最初のP18〜P26で比嘉さんのTeedaの設計思想が書かれています。すばらしい!正にその通りと思いました。
JavaでのWEBフレームワークは、MVC型のStruts、Page駆動型のJSFに大別されていますが、TeedaはJSF1.1系を拡張したものでPage駆動型す。
Page駆動型はコントローラ部分がなく、ASP.NETのWEBページなどと同様のポストバックによって画面制御を容易にしており、動く画面が簡単にどんどん作れる特徴があります。SUNもJavaEEにJSF1.2を標準採用していますが、TeedaではView部分をHTMLのみで実装して完全にデザイン部分を分離しつつ、PageクラスからHTMLへはid属性のみでアクセスできる為、JSF標準よりもかなり効率よく開発できるようになってます。Strutsのように面倒な設定ファイルの記述も必要ありません。EclipseプラグインであるDoltengも良くできており、本書記載のとおりに実際に試してみると、そのスーパーアジャイルさに「あっ!」と驚くこと間違いありません。
MVC型に慣れている方、既存のStrutsの資産を生かしたい方などは、同著者によるSeasar2入門を参考にされて、Struts1.2系を拡張したSAStrutsの採用を検討されると良いでしょう。しかし、一般的なとっつき易さ、設計やユーザーレビューを含む全体的な工数削減度合、デザイナとの分担作業のしやすさは、Teedaの方が上に感じます。
本書の書籍の完成度としての評価は、実務開発に耐えうる情報量ではないという点で星3つとさせて頂きました。
本書の情報だけでは、Scaffoldで作成される雛形のカスタマイズさえままなりません。私の場合、本書と公式サイトのドキュメントを行ったり来たりしながら、まだ情報不足の点について実際に自分で色々コードを試してみて分かった結果をメモ書きしています。
本書は、Teedaとはどんなものかを簡単に実感でき、実際にサンプルをサクサク作って実感できる手引書として良いかと思います。
次回の出版では、是非とも、Teedaを使って実践で開発できるまでの詳しい情報を豊富なサンプルコード付きで書籍としてまとめて欲しいです。ベースとなっているJSFの日本語情報が少ない為、それらの情報を含んだ分厚い書籍が必要です。そして、一連のSeasar2プロジェクトが、世の開発現場でのデファクトスタンダードになれば良いな〜と思います。