住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(2) [DVD]
昔、子供のころ見ていた特撮戦隊ものをよーく思い出してください。
正義!
友情!
勇気!
そんなフレーズが出てきたらそんなもの捨ててください。
何せこの世は絶不況。正義のヒーローもなんとバイトで募集されちゃうんです。
何しろふつーの学生が勘違いから正義の味方になるんですから
はちゃめちゃ情け無いです。
他の仕事がないからとりあえず正義の味方に!
田舎から出てきて友達なし!
強そうな悪人が出ればまず逃げる!
そんなヒーロー見たことない!
だがしかし。そんなふつーの学生上がりのヒーローとちょっと憎めない悪人が一つ屋根の下にいるとなんとも面白いお話になっております。
今回の話3、4話では
謎の少女アンド謎の美女
の登場です。
女の子の意地らしさに心打たれた!り。
グラマラスな美女にムチ打たれたり。
主人公大忙しであります。
地方局でしか放映されてないため認識度は低いようですが、
このノリは一度でいいから見てもらいたいですね。
何しろ最近のアニメを見ていない自分でもはまってしまいましたので。
住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(3) [DVD]
『住めば都のコスモス荘』は、阿智太郎さんの小説(1999-2000、以後続編もあり)が原作、それに挿絵を描いていた矢上裕さんが漫画化(2001-)、という展開をたどっていますが、2003年放映のこのアニメ版は流れとしては漫画版を原作としています。DVD2巻の第4話まではこの原作漫画版の話の流れをたどって作られていますが、この第3巻からはアニメ版独自の話になってきます。小説、漫画、アニメでは表現されるものが当然異なる訳で、単に漫画の絵を動かして「アニメ化」とごまかすに留まらず、アニメをアニメとして作ろうという制作側の態度に好感が持てます。さらに、アニメならではのいろいろな技法を回によって変えながら駆使していて、結果的に空振りみたいな回もあったにしても、「面白いアニメを作る」という意気込みがひしひしと感じられる作品でもあります。
住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー 第1巻 [DVD]
「コスモス荘」の面白さのひとつに、A級宇宙犯罪人達のキャラクターがある。基本的には能天気なコメディーなんだけど、彼らは犯罪人だけあって、それぞれ重いものを抱え込んでいるんだよね。3話のエーデルワイスは、その受け継いできた血ゆえに孤独を強いられ、グレて犯罪人になった訳ですが、もし、たった12話のシリーズでなければ面白いエピソードがいくつでも作れたろうと、その辺のことを、えいやっとひとつのエピソードに積め込んでるので、原作や漫画を読んでいないと判り難いんじゃないかと思います。全体的にはレベルの高い出来なんですが、ある面仕方が無いとはいえ、残念といえば残念です。好きな話なんですけどね。
動物園経営に失敗し無理強引な再建にも失敗した4話のヒヤシンスは、このシリーズでは動物好きのラブリーな面よりも、もっぱら倒錯した怪人ぶりで活躍したので(最終話でちょっと泣かせますが)、もし次のシリーズがあるならば、彼女のそういうかわいい面でエピソードを作って欲しいです。
住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー DVD-BOX
だと思います。コメディと言っても、(ラブコメ要素もありますがそれよりも)ギャグの気のほうがよっぽど強いですが(笑)
怒涛のギャグ展開、あふれ出す生活感!ヒーローと宇宙犯罪人が、お互いの正体に気付かずに同じアパートで仲良く暮らしつつアホな騒動を繰り広げるお話です。
といっても、ただむやみにギャグをばら撒いてるわけではなく、ストーリーにはきちんと筋を通しながらの笑いなので、見ていてだらけることもありません。お話自体は基本的に1話完結で、各キャラに焦点を当てて個性を掘り下げていく話や、みんなでバカをやる話、ごくたまーにシリアスな話もあります。
そういった話を、彼らの庶民感あふれる日常生活とからめながら展開させていくそのシチュエーションがツボにはまりました。
どう考えてもバレバレなのに、なぜかバレない互いの正体。ダントツにお小遣いの少ない主人公が、小遣い値上げに奮闘して妹に怒られたり、こっそりバイトして妹に怒られたり。夏の暑さにダウンしたヒーロー&悪役が、プール入場料金を賭けてそのままの格好で街中でレースしたりetc.
夏に出会った住民同士が、仲良くなって、淡い感情を抱いたり、みんなで誰かの部屋に集まってくつろいだり・・・、最近のアニメにはあまり見られない、他人以上・家族未満の者同士のほほえましい交流は、全編を彩る夏の空気感とも相まって、笑いとともにノスタルジックな感情も届けてくれます。
コメディが好きな人にはぜひ見て欲しいアニメです。
住めば都のコスモス荘 1 (電撃コミックス)
ギャグが好きな方なら読むべき!!
そして、阿智太郎ファンなら当然読んでいなければいかないと言える。
阿智太郎の作品のなかで、ラブコメではない完全のギャグです。
阿智太郎の作品は結構多いのだが、今まで僕の中では外れはない!!どの作品も最高です!買って損なし!