ゴールデン☆ベスト ゴダイゴ
Godiegoはキャリアがあるのでベスト盤もたくさん発売されている。それらと本ベスト盤との違いは「テイキング・オフ」という銀河鉄道999の劇場挿入歌が収録されている点。この曲はほとんどのベスト盤に収録されていないので、テイキング・オフを聴きたければ本ベストを。
ゴダイゴ・グレイト・ベスト1 ~日本語バージョン~
ゴダイゴがブレイクしたのは、確かドラマ「西遊記」からでした。12弦ギターのイントロが美しい「ガンダーラ」、浅野孝巳のギターシンセのアドリブが凄かった「モンキーマジック」。とにかくインパクトがありました。
今であれば、ドラマの主題歌で一発お化けヒットを飛ばした後、消息不明になるグループが、残念ながら多いですよね。しかしこの「グレイド・ベスト」の曲を眺めると、「西遊記」以降ゴダイゴがどれ程長く、どれ程幅広く支持されていたかが一目瞭然です。だって、当時おもだったアニメ、CM、ドラマの主題歌のオンパレードですよこれは。寄って集ってゴダイゴに曲を依頼していた様子が見て取れるかのようです。
今更ながら、スーパーグループぶりに圧倒される思いです。ゴダイゴの時代というものが存在した証とも言える1枚。
そんな絶頂期に、確かベースのスティーブが宣教師になる夢を叶えたいと申し出てて、メンバーがそれを受け入れた。これにはビックリでした。そんなことをすれば、人気に陰りが出ることは誰でも分かりましたから。
「GODIEDO」の名の由来が、「GO」の後たとえ「DIE」になっても、それでも「GO」なんだ、とザ・ベストテンで語っていたのが印象的です。
愛しき仏像―ガンダーラ美術の名品
「祈りが美へと昇華した」との帯コピーに惹かれました。
私たちが愛してやまない日本の仏像のお顔もよいけれど、
そのルーツのガンダーラ仏のお顔は、もっと仏陀ご本人に近いのでしょう。
初めて仏教が興り、初めて仏像が生まれた紀元前後の
古代の人々の祈りや生活を想像しながらしばしトリップしました。
シャカムニ仏陀という人が本当にこの世に生きていた、
その息吹が人々の心のなかに生きていた時代と土地に
生まれた仏像なんだなぁ。
美しいです。
ガンダーラ [DVD]
異世界の描写は緊張感が全くなく、ゆったりした雰囲気で、とても引き込まれます。
「ファンタスティック・プラネット」のほうもそうなんですが、ハッピーエンドのはずなのに「未来が閉じられている」ような、閉塞感がある重苦しさを感じてしまいました。
ストーリーは娯楽作品と思って観たら拍子抜けしますが、アート作品なのでしょうがないのかも。
作画的には昔のアメリカのカトゥーン(シャザーンとか・・・)のレベルで、「ファンタスティック・プラネット」の方が斬新だった気がします。