スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 データ・ブック (Lucas books)
子供向けの関連書籍ではあるものの、実は貴重な情報が驚くほど掲載されているムック本。見た目に惑わされず、1度手に取ればその理由がわかるはず。
漢字表記にはルビが振られていて、ターゲットは確実に子供向け。しかし、この本が普通の子供向けキャラクター映画ビジュアルブックと異なるのは、撮影の裏側まで伝えている点。俳優・キャストのコメントなんて子供向け本ではなかなか見掛けないと思う。
また、「シスの復讐」のみならず、スター・ウォーズ旧三部作についても言及されていることも、新三部作を見て育ったであろう世代にとって非常に親切。この本がきっかけで旧三部作にも関心を持ってくれたらいいなぁ・・・
さらに随所にはさまれるコラムでは、アナキンの額のキズに関する考察など、かなりマニアックなネタまで載っている(「ケガの理由?バスタブにでもぶつけたんじゃない?」とか言うルーカスのてきとうコメントまでカバー!)。
子供向けにこそ、手を抜かずにやれ!という意識が伝わってくる。子供の目はかなり鋭いですから・・・将来のスター・ウォーズファン予備軍を養成できる一冊。
スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃 データ・ブック (Lucas books)
とにかく、キャラやメカの設定など、かなり詳しく載っていて、すごいと思いました。酒場でちょっと登場しただけのキャラのバックストーリーやら、ドゥークー伯爵のソーラー帆船の帆の由来とか、子供向けでここまで書いてどうするの、と言った感じです。
逆に、子供向けだからか、文章がとても読みやすくて、よい解説本だと思います。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。
英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。
ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。
highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。
またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。
$199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
ベスト・オブ・スター・ウォーズ
全6作からなるスターウォーズのうち、後半3部作から選曲されたベスト版。最初の作品からの選出が多いようだが、全体としてはバランスよく構成されている。指揮はジョン・ウィリアムズ自身が担当、演奏は収録のために特別に編成されたオーケストラだという。
また、基本的にはサントラのベスト版なのだが、よく聴いてみると微妙にオリジナル版とは異なっている部分がある。たとえば、全体的にテンポは遅めで、特にメインテーマでは最後の部分に小節が付け加えられている。おそらく映画版でカットされた部分を復活させたり、あるいは作曲者自身がこの新録音のために書き直したり、こだわりを持った部分なのだろう。
スターウォーズは第1作が公開されてからかなり時間がたち、だんだん古典になりつつある。だが映画も音楽もまったく古さを感じさせない。スターウォーズの音楽はあまりに有名なので、全集が発売されたりジョン・ウィリアムズの作品集にしばしば抜粋されたりする。しかしこうしたベスト版は少なく、このCDは、スターウォーズの音楽を手軽に、しかも存分に楽しむにはもってこいだろう。
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 (スター・ウォーズコミックス)
今まで国内で発売されたスターウォーズのアメコミの中で一番良い!
と断言してしまいましょう。
あれだけの話しを一冊にまとめているので、どうしても文字での説明が
多くなってしまう部分は残念だが、最後の方の肉弾戦やアナキンの
ダークさがアメコミ特有の絵ととてもマッチしている。
これを読んでいると、もしかして今回ルーカスは少しアメコミっぽい
絵を狙ったのでは?…と思えて来るから不思議。
純粋にアメコミ作品として捉えても、かなり高い評価をしても
良いのではないか。
ダークで美しくて迫力のある絵。
それほど期待していなかっただけに、この素晴らしい
仕上がりは嬉しい!