0課の女 赤い手錠【DVD】
見どころは、三原葉子さん41歳のフルヌード。そして悲惨極まりない殺害シーン。かつては新東宝の看板スターとして、はたまた元祖肉体派アイドルとして雑誌のグラビアを飾り、高度経済成長期の男たちを悩殺し鼓舞し慰撫してきたエロスの女神の終焉がこの作品だ。それ故、彼女のファンにとって特別な意味を持つ映画である。その肉体は不惑の年を越えてなお輝きを保ち続けていた。乳房は若い頃より豊満になりながら、垂れずにお碗型の形を保っていた。まことに見上げたグラマー女優魂である。その後44歳で銀幕から消えた彼女。多くのスター女優が演技派に転向したり、TVタレントになったりして生きながらえるのに対して、まことにいさぎよい散り際だった。「生涯一エロ女優」と評した人もいたが、肉体派セクシー女優として私たちの心に永遠に残ったという意味では、日本のマリリン・モンローなのだ。
0課の女 赤い手錠 [VHS]
74年東映プログラムピクチャー、野田幸男監督の作品で、カルトとしてはわりと有名な作品ではないでしょうか。
極秘の内に誘拐された政治家・丹波哲郎の娘を取り返し犯人を抹殺すること、これが室田日出男から主人公の杉本美樹に与えられた任務。そして杉本は犯人グループの郷英治や荒木一郎に近づいていく……
全編ハイテンションが持続し、見ているこっちが疲れてくるような、しかし、それだけ見せ場が多い作品です。とにかく、反社会的、暴力的で、そこには正義と呼べるものは存在しません。この作品の素晴らしいところは、単なるバカ映画やマニア受けの映画とは一線を画していることでしょう。
日本ではDVDが出ていないので東映さんに是非お願いしたいと思います。
筑豊を歩く―身近な自然と歴史のハイキング
私は山歩きが大嫌い。
海が大好き、ヨットが大好きな人間です。
それなのに、この本を買ってしまいました。
買って2年以上も過ぎるのに未だに一度も山歩きなんかしていません。
でも、読んでいるんです、いまでも時々。
不思議ですよね。
ただ、私の家から見える「ふるさとの山々」に思いを巡らしています。
それだけでも楽しいんです。
VERY BEST OF KYU SAKAMOTO
坂本九さんのCDの中でのイチオシは、こちらのCDです。
『メモリアル・ベスト』と殆どの曲が被っていますが、こちらには1970年代にNHKで放映された、
坂本さんがナレーションをつとめた名作人形劇新・八犬伝のテーマ曲も収録されています。
40代以上の方には涙ものの曲ではないでしょうか。
うちではメモリアルと両方購入しましたが、70代の母(「私が20歳くらいの頃には、九ちゃんが好き!と言うと
友達に笑われたのよ。でも今なら心置きなく堪能出きるわね!」と喜んでいました)の要望により
こちらのCDをもう一枚購入しました。
オススメです。