「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」オープニングテーマCD(LM.C)
この、曲を、聴いたときからCDを買いたいと思い
買っちゃてしまいました(笑笑)
皆さんも、一度聞いて間見ては、
いかがでしょうか!!!!!!!!!!!
にっぽん妖怪大図鑑
イラストがページの大半を占め、解説はわずか、
その解説にも目新しさは無く、
(妖怪そのものが実在しないため、限定された断片的情報しかないためなのだが…)
内容も妖怪そのものの伝承を愚直に記したに過ぎず、
○○の見間違えと思われる…などの、現代での解釈も特にありません、
嘘や間違いも無いのですが、面白みに欠けてしまっています。
イラストは斬新な解釈のものもあって楽しめます、
特に一反木綿は『ゲゲゲの鬼太郎』で良く知られた可愛らしさや親しみやすさは皆無で、
殺伐とした恐ろしげなデザインは一見の価値があるかもしれません。
しかしそんな斬新なのはごくわずかで、
殆どがどこかで見たような連中ばかりです。
とは言え、水木しげる先生も鳥山石燕そのままのものが多いので、
ある意味王道といえば王道の妖怪図なんでしょうけどね。
怪談百物語 4 妖 [DVD]
脚本のできの良さ、演出・撮影の巧みさ、小道具、セット、ロケーションの秀逸さにNHKを凌ぐものを感じる。キャストも豪華。名作映画の「怪談」の一遍でもある「雪女」は設定を少し変えて追う者、追われる者の話にしてある。昔ばなしの「かぐや姫」はかつて東宝の出来の悪い大作でエイリアン説を使ったが、今回は先住民説で翁、媼ともに悪役とブラック。それにしてもりょうのお姫様は色っぽい。
オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣 (電撃文庫)
表紙のメガネっ娘は誰かと思っていたら……なんと学生時代の雪女さん。こんな人まで、しかも過去の姿で表紙を飾るとは思わなかった。それだけ本巻の雪女さん話が面白い訳だが、他の話も全部が強烈に面白くて抱腹絶倒級だった。とにかく「紳士」の皆さんは最高である。そして「そう言えば居たねぇ」レベルの久し振り感で登場した魔女さんも、とんでもなくしょーもないことをしていて笑わせてくれた(水責めって……)。今回は胸糞悪いアイツが出て来ないので安心して読めるのである。逆に言えば本編は進んでいない。日常の風景を切り取った一冊である。そんな中での雪女さんだが、旦那様(若人さん)との関係はまさしく今のオオカミさんと亮士クンそのもの。若人さんの学生時代も驚きだが、雪女さんを賭けてのベタベタ過ぎる(しかしアツい)決闘が、なんだかこれからの亮士クンとアイツの未来にダブって見えてくる。この2人は最終的にこんな形でオオカミさんを賭けて戦うことになるのだろうか。もっと陰湿な戦いになりそうで不安でもあるが。
肝心のオオカミさんは本巻でも相変わらずの胸キュン乙女振りを発揮していて可愛らしい。本巻の売り(?)であるホテルでのやりとりは、2人の関係が進んだというより現状を確認したという感じだが、この2人なりに楽しい時間を過ごしたこともあって、これはこれで区切りがついて良かったのではなかろうか。
今回は挿絵がデフォルメキャラの路線で新境地かもしれないが、挿絵自体が少なくてやや残念だった。