標準テンポによるダンス音楽
ボールルームダンスの演奏なんて 考えようによっては つまらない 決して主役にはなれないからだ 主役は あくまでも ダンサー しかし バンドが 特に 正確にリズムを 刻まないと ダンスは ガタガタになってしまう
キング・オブ・カリビアン・グルーヴ~ハリー・ベラフォンテ・カリプソ・ベスト
渋い!楽しい!!これはいいです!!!
演奏にパワーがあって、遊び心があって、もうこれを買って損した人がいるなら、何が駄目なのか教えて下さい!!
生きながら火に焼かれて
衝撃的な表紙、センセーショナルなタイトル。何だか怪しい本だなと思う方も多いはず。でもその中身には、世界中で現在も本当に起こっている現実が書かれています。
著者は「名誉の殺人」によって、火に焼かれ、奇跡的にNPO団体に救出された女性です。「名誉の殺人」とは、女性が男性と不純な行為をして家族に恥をかかせた(もしくはその疑いをかけられた場合でも)とみなされた女性を、その家族の手で殺すというもの。手を下した者は、英雄と見なされ、法律にさえ保護されているこの慣習は、この本で取り上げられているヨルダンのみではなく、世界中で行われ、犠牲者は年間6千人。隠蔽されたり事故に見せかけたものなどをあわせるとその数は2倍にも3倍にもふくらむと言われています。生存者は稀であり、また長い間黙認されてきた文化的慣習であることから、この本に書かれている内容は、本当に貴重なものであると言えます。生存していることが分かれば、その家族は外国にまでも追っていって殺害を全うすると言われている中で、この本を出版する決意をした著者には感服します。
内容は、著者の記憶を頼りに幼いころから火に焼かれるまでの生活、救出された後のヨーロッパでの生活を時系列に淡々と述べられています。余分な装飾がされていないだけに、この信じられないようなことが現実であることを感じさせられます。
複雑な文化的または宗教的背景のある「名誉の殺人」に対して、私たちは何もできないかもしれませんが、まずこの事実が世界に存在していることを、できるだけたくさんの人が知ることが必要であると思います。「名誉の殺人」について「知らない」または「聞いたことはあるけど、どういうことかよく分からない」という人に、この本を読んで欲しいです。
ヨルダン・ザ・カムバック
90年発表の5作目。この作品は名作の多い彼らの作品の中でも別格。予定していた製作日数が大幅に延びたためにオクラ入りしていた『プロテスト・ソング』が蔵出しされたことは有名だろう。しかし本作はその時間延長を物ともしない作品に仕上がっている。最高傑作と言っても良い、3rdや2ndを軽く蹴散らすかのようなこの作品の仕上がりには驚くばかり。細部まで丁寧に作られたサウンドに舌を巻くかのような傑出した名曲が19曲も詰まっている。正座して聴きたくなるほどのクオリティながら、作品そのものはゆったりと豊かな時間が流れていくかのようなやさしさに包まれている。元々このアルバムはアメリカの伝説的アウトロー、ジェシー・ジェイムスをコンセプトにした作品の予定だったらしいが、途中でそのコンセプトは頓挫。頓挫というよりはコンセプトが発展してしまったとするのが妥当なのかもしれないが、何にしても楽曲ありきの作品になったことは間違い無い。
全体的にややロック的な迫力は乏しいものの、彼ら本来のエレガントさとメロディの良さはこの作品が一つの頂点であり、個人的には彼らにこれ以上は求めるものがないほどの完全無欠の作品である。
とにかく聴いた後の高揚感と満足感が全く違う。音楽が全て終わった後の余韻すら素晴しい。
生きながら火に焼かれて (ヴィレッジブックス)
衝撃的な表紙、センセーショナルなタイトル。何だか怪しい本だなと思う方も多いはず。でもその中身には、世界中で現在も本当に起こっている現実が書かれています。
著者は「名誉の殺人」によって、火に焼かれ、奇跡的にNPO団体に救出された女性です。「名誉の殺人」とは、女性が男性と不純な行為をして家族に恥をかかせた(もしくはその疑いをかけられた場合でも)とみなされた女性を、その家族の手で殺すというもの。手を下した者は、英雄と見なされ、法律にさえ保護されているこの慣習は、この本で取り上げられているヨルダンのみではなく、世界中で行われ、犠牲者は年間6千人。隠蔽されたり事故に見せかけたものなどをあわせるとその数は2倍にも3倍にもふくらむと言われています。生存者は稀であり、また長い間黙認されてきた文化的慣習であることから、この本に書かれている内容は、本当に貴重なものであると言えます。生存していることが分かれば、その家族は外国にまでも追っていって殺害を全うすると言われている中で、この本を出版する決意をした著者には感服します。
内容は、著者の記憶を頼りに幼いころから火に焼かれるまでの生活、救出された後のヨーロッパでの生活を時系列に淡々と述べられています。余分な装飾がされていないだけに、この信じられないようなことが現実であることを感じさせられます。
複雑な文化的または宗教的背景のある「名誉の殺人」に対して、私たちは何もできないかもしれませんが、まずこの事実が世界に存在していることを、できるだけたくさんの人が知ることが必要であると思います。「名誉の殺人」について「知らない」または「聞いたことはあるけど、どういうことかよく分からない」という人に、この本を読んで欲しいです。