![]() Fresh |
71年発表の傑作アルバム「暴動」
に続く「フレッシュ」。 「暴動」はスライが一人で 作り上げた内省的ベクトルの強い密室ファンクだったのに対して 今度は バンド形式でその「密室ファンク」を作り上げようとした感じ。 ただ「スタンド!」までの オリジナル・ファミリーストーンのバンドメンバーが壊滅状態でベースとドラムスが総入れ替えしたようで 演奏されるサウンドが随分違う印象。 新ドラマーはハイハットを効果的アクセントをつけて パフォーマンスする感じが斬新だが 若干バックの演奏とリズムがずれる感じが もたついた感もあって ちょっとそこは気になるが、それが逆にこのアルバムのローファイな個性を裏付けてるようでもある アルバムのスコア全体に漂うカッコよさハードボイルドな 感じはすごくイイ。 「暴動」にもあった不穏さや狂気も感じる。 「in time」 「keep on dancin’」や ソウルフルな名曲 「que sera ,sera」 は必聴! |
![]() There's a Riot Goin on |
多重録音を重ねた事によるモコモコした音質は今回のリマスターによっても限界があったようです。
しかし「スタンド!」以前のハレハレでイケイケのサウンドを通過した耳で聴くと、 その音質も含めて圧倒的にクールで静謐なファンクネスの構成要素として楽しめます。 時代背景やバンド事情など、色んなマイナス要素が加味されて(?)できた大傑作。 |
![]() 暴動 |
前作"Stand!"がポジティヴな夢への「希望」を描いたアルバムであれば、このアルバムは「絶望」という言葉が1番相応しいかと思う。重く暗澹とした雰囲気がアルバム全体を覆い、ネガティヴな言葉で綴られた歌詞が痛々しいほど突き刺さってくる。一役時代の寵児とまで駆け上がった彼がこの作品を発売するまでに一体何があったのだろうか?それはこの作品が発売された時期と照らし合わせると見えてくるような気がする。公民権運動を率いたMartin Luther King, Jr.(キング牧師)の暗殺や、各地で起こる暴動。ベトナム戦争の激化やゲットーで暮らす黒人達の貧困。様々な社会問題がアメリカで発生していた。"Stand!"にて彼が説いた理想とする世界はそこには無かった。勿論彼が常用していた麻薬の影響もあるだろうけれど、Sly Stoneを絶望と諦めに満ちさせてしまう現実がこのアルバムを生み出してしまったのでは無いか?と僕は思う。
このアルバムはSly Stoneが殆ど1人で創ったもの。ドラムスに関してはリズムボックスを使用し、その他の楽器演奏は殆ど彼が弾いている。 初めてこのアルバムを聴いた時、とてつもない嫌悪感に襲われた。全体を通して倦怠感に満ち溢れ、これがファンクの名盤か?と思わせるような退屈なビートが鳴り続けていた。そして何よりもそのサウンドは僕を不安にさせた。もう聴く事はないだろうとその時思ったけれど、ふと数日経ってこのアルバムが聴きたくなった。何度かそうして聴いていたら、この不快なサウンドが妙に心地良くなってしまった。この作品は麻薬のような深い中毒性を持ち、ダウナーなノリがもたらす心地良さに、いつの間にか身体が依存してしまっている。これだけポップスとかけ離れた位置にいるアルバムが名盤と呼ばれる理由はそんな危険な魔力を潜めた作品であるからだと僕は思う。 |
![]() Woodstock Diary 1969 [DVD] |
映画「ウッドストック」では見れない貴重映像満載。
TVで見るならマルチスクリーンよりこちらの映像の方が良いです。 LDで3作共買い、DVDも買おうと思っていたら廃盤になっていました。 この3作が1枚のDVDになり安価になったのを知り予約購入。 本日届き、早速見ましたがドキュメント物にまさかの日本語字幕無し。 演奏部分重視だからまだ良いが国内盤を買う価値は無い。 |
SLY & The Family Stone -- It's a Family Affair
SLY & The Family Stone -- It's a Family Affair
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