![]() 千姫様 (角川文庫) |
千姫。
この本を読む前までは、名前くらいしか知らないものの、「薄倖の人」という印象が強かった。 豊臣家に人質になっていた徳川の姫。 滅びる大阪城から一人生き延び、夫と死に別れる。 この前半生だけで、もう十分につらい話なのだが、この本の語る千姫の後半生を読み、 女性の本当の強さ、魅力、美しさ、 に気付かされた。 千姫は、たくさんの辛い出来事にも負けず、真っすぐなまま歪まず、優しく、愛に溢れている。 美しくさわやかな、野生の大輪の花のような女性像だと思う。 正しく真っすぐな千姫だけでは物語が浅薄になってしまったであろうが、 千姫と強く結びあわされた人生を生きながら対極的な三帆という侍女が登場することにより、 千姫の光がより色濃く浮かび上がる。 そうはいっても、三帆が影に徹することなく、やはり自分自身の人生をたくましく生きていくことに、読み手が励まされる思いがする。 女性としては、やはり千姫のような人柄、愛され方は理想ではある。 でも、三帆のような自由で強い生き方も、働く女性としては憧れるのである。 |
![]() 小林賢太郎プロデュース公演「Sweet7」 [VHS] |
有名パティシエが経営するケーキ店に勝つための対策を練ろうと奮闘する 【七日堂】というケーキ屋を舞台にした「sweet7」。 サモアリナンズの常連・久ヶ沢徹や平田敦子、自らのプロデュース公演等で 活躍中の西田征史など個性あふれる役者陣がラーメンズだけでは実現出来ない 面白さを出してくれています。 もちろん、片桐仁の演じる強烈キャラにも要注目です! |
![]() 御宿かわせみ選集 第一集 [DVD] |
「御宿かわせみ」と言えば、もう20年以上にわたり多くのファンを持つ平岩弓枝さんの作品です。元は八丁堀の鬼と呼ばれた同心の娘で、今は大川端のかわせみと言う小さな宿の女主人をしている「るい」と、その幼馴染で与力の弟「東吾」。このふたりの切ないながらも一途な恋を縦糸に「かわせみ」に纏わる様々な人たちが巻き起こす事件を織り込みながら、江戸の情緒を紡ぎだす作品です。「御宿かわせみ」も幾人かの方々に演じられて来ましたが、連続物としては初代にあたるこの作品は、原作に忠実に、実に丁寧に作られた作品として多くのかわせみファンの間でも評判の高い物です。中でも一番人気の「江戸の子守唄」の入った第一集 は必見に値します。今は亡きハナ肇さんが娘を思う父の愛を演じた「秋の蛍」も入っており是非お勧めいたします。 |
![]() セカンド・チャンス [VHS] |
人間の横暴な振る舞いを嘆く神様は、再び大洪水を起こして世界を一掃しようとする。。必死で止める天使達に、神様は「人間が他人のために自分を犠牲にするほどの綺麗な心の持ち主であれば考え直す」と天使達に言い渡す。彼らが目をつけたのは、変わった発明ばかりしているザック。発明のために多額の借金を背負った彼は銀行強盗をするが、窓口にいた銀行員のデビーが彼に渡すはずの大金を横領してしまう。偶然、事故で2人は一緒に死んでしまうのだが、天使達のはからいで彼らは生き返り、神様や天使達にテストされることに。・・・ 『グリース』で共演したジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンのコンビによる作品です。まだ若い2人はたしかに素敵だけれど、あまり2人の良さが活かされた??品ではないように感じます。『素晴らしき哉、人生!』や『普通じゃない』など、神様や天使が人間の人生に関わってくる作品は他にもあるけど、この作品は個人的には面白くありませんでした。強いていうなら人生を映像に見立てた早送りや巻き戻し、停止などが斬新だったけど、意味なく繰り返されるとかえって退屈。オリビア・ニュートン・ジョンが歌う挿入歌は、良かったです。 |
![]() 龍が如く4 伝説を継ぐもの 完全攻略極ノ書 (ファミ通の攻略本) |
ゲームと同時に購入しました。
これを読みながらだと、すごく簡単に進んでしまうので、困ったときにカンニングするような 使い方がいいと思います。 |
![]() ゴールデン☆ベスト 泰葉 |
泰葉さんが離婚を機に芸能活動を幅広く
なされるということで個人的にはとても喜んでいます。 離婚と聴いてビックリしました。 ただ、彼女について言えることは相当の才女だということです。 離婚会見で初めて知った方もおられると思います。 歌手としても類まれぬ才能があることを きっと認識されると思います。 今後のご活動を心より応援いたします。 |
![]() シルバーバーチの霊訓〈9〉 |
これ程心に染み入る言葉を知らない。
自然に涙が出てくる。自然に感謝の念が出てくる。 シルバー・バーチは説く。 「過ちも失敗もあなたが不完全であることから生じます。しかし、転んでも起き上がることができます。取り返しのつかない過ちというものはありません。新しい希望と新しい可能性を秘めた新しい一日、新しい夜明けが必ず訪れます。 うちの宗教の教えを信ずれは罪も赦されるかに説いている宗教がいくつかあるようですが、そういうことは有り得ません。罪をあがなうのはその罪を犯した当人のみです。”神聖”とされる文句や言葉をいくら繰り返しとなえても、原因から生じる結果を赦免したり消去したりすることはできません。 ですから、いくら愛しい人であっても、その人の行為にあなたが責任を取るわけにはまいりません。その人みずから学び、学ぶことによって成長し進化していくのです。それが生命の法則なのです。」 |
![]() NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 新・平家物語 |
平家物語に興味のある私なので購入しましたが、放映当時は子供だったのでもちろん見た事がなかったのですが、改めて見てみると、役者陣のあまりのすばらしさに感動の連続です。今も現役で活躍されている俳優さんたちばかりなので、あれ?っという端役に意外な人が出演していて感動してしまうのが大河ドラマの醍醐味なのですが、仲代達矢さんはやはりとても演技力のある画面に映える俳優さんなんだなあと痛感しました。中村玉緒さんの、あまりのかわいさに感激でした。デビュー当時の郷ひろみさんなども、声変わりしていなくて可愛いので驚きました。ぜひともお薦めです! |
![]() 龍が如く4 伝説を継ぐもの 攻略指南ノ書 (ファミ通ザ・ファースト) |
いつも通りのファミ通クオリティ。 完全攻略極ノ書と間違って買ってしまうと大ダメージをくらうので注意(笑) 正直ロッカーの鍵以外はべつにいらないページでした |
![]() 悼む人 |
少し前には本屋に平積みされていました。直木賞を取りましたしね。
僕は今までこういう賞を取った作品を単行本で買うということはまずしませんでした。なぜって・・・時間がもったいないからです。 年月も経ずに評価も定まっていない本をわざわざ高いお金を出して買った挙句に、駄作だと目も当てられませんし。そんなことになるくらいなら同じ古典を3回読んだほうがマシです。 もともと天童荒太は知っていましたし、「永遠の仔」も読んでましたので、興味はありました。ただ、単行本で早い時期に読みたいと思ったのは、この作者が7年の歳月をこの作品にかけたと知ったからです。それほどの時間をかけた作品とはどんなものだろうという好奇心で思い切って買ってみました。 ・・・・・魂がふるえました。深く心に刻まれるという点では名作といっていいのではないでしょうか。死という重いテーマをここまで真正面から扱うというのがどれほど大変か、到底僕には計り知れませんが、作者の込めたメッセージは受け止めることができたように思います。本当にこの本に出会ってよかった。ただし、読んでいる時は正直先に進むのがつらいところもありました。こんな読書体験はほとんど記憶がありません。 今の悩みは、自分の子供がいくつになった時にこの本を読ませればいいかということですね。中学生でもちょっと無理かな・・・。親や家内にはすぐにでも読むように薦めるつもりです。 この本を読んでから、さらに「家族狩り」を読了しましたが、彼の一貫した世界観にさらに深い共感を持ちました。彼の作品はなるべく多くの人に読んでもらいたいです。特に子供がいる親御さん方は夫婦で読んでいただきたいですね。 こういう出会いがあるから読書はやめられない。昨今の芥川賞、直木賞受賞作はどうせ駄作、という偏見も改めた方がいいのかもしれませんね。 |




















