私は貝になりたい スタンダード・エディション [DVD]
中居正広は役作りのために頭を丸刈りにしただけではなく、9'sも体重を落として撮影に臨み、なるほど鬼気迫る演技を見せている。しかし、個人的な感覚の問題なのだが、どうしてもバラエティ番組ではしゃぐ中居君の顔がちらつき、後半になっても清水豊吉の「絶望」が伝わってこなかった。妻を演じた仲間由紀恵にしても同様の印象で、演技の巧拙は脇に置いても、表情から焦燥感が伝わらない。いつでも、どこでも、2人はいかにも現代風のきれいな顔をしているのだ。この2人にとっては演技の幅を広げる貴重な作品となったに違いないが、私は最後までキャストに対する違和感をぬぐい去れなかった。
主演の2人に対する違和感はともかく、物語そのものには引き込まれる。「それでもボクはやってない」を見ながら加瀬亮に感情移入したように、清水豊松の訴えが聞き入れられないもどかしさを抱えて、結末を知っているにもかかわらず、最後までハラハラしながら見ることになるのだ。
私は貝になりたい スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
高校のダチに見に行こうといわれて渋々ついていきました。僕は今まで中居正広とゆう人間を好まなかった。自分は阪神ファンなもので。
だがこの作品を見て、『SMAP中居正広』と『MC中居正広』しか知らない僕は初めて『役者中居正広』を知った。
このあとも彼女といったり一人でも映画を見に行った。そして『役者中居正広』をもっとしるために、彼の映画、ドラマを総借りして一日中見ていた。
印象に残ったのは『白い影』と『砂の器』だ。
役柄は正反対だが、どちらも悲しい目をしていた。
貝も同様、つまり彼は役にどっぷり浸かっているのだ。
幅広い支持をえているSMAPのリーダーの中居正広。
彼やグループは何故こんなにも長年にわたり人気で、はたまた『国民的スター』と呼ばれているかが改めて知った。
最近のSMAPは男のファンが増えたと噂があったがどうやら本当らしい。
私は貝になりたい―あるBC級戦犯の叫び
戦争や拷問など経験のないしかし実際にこの世で行われた事にとても興味がある私はこの本も【戦争】という興味本位で読みました。いつもなら【実感】がなくさて次の本…となるのですがこの本の【生まれ変わるのなら貝になりたい…】というこの一言が私に戦争そのものを教えてくれた気がしました。☆5つはあくまでも私の評価ですのでみなさんはどう感じるかわかりませんが【天皇の為・国の為】と戦争を正当化し【戦犯】となった加藤さんみたいな方がまだいっぱいるということを知ってほしいと思いました。
SUPERMARKET FANTASY [通常盤]
デビューアルバムの『Everything』や、名作の誉れ高い『KIND OF LOVE』を彷彿とさせるような色彩を放つアルバム。「そうだよな、ミスチルってデビュー当時はこういう明るい作品を作ってたんだよなぁ。ミスチルの核はこういう曲達なんだ」と再確認させられました。『エソラ』や『GIFT』のPVでメンバーが楽しそうに演奏してるのを見ると、こちらまで嬉しくなる。毎回のように『深海』や『DISCOVERY』の頃の音楽性に戻って欲しいという人もいますが、それはどうなのでしょうか。
僕は、最初は単純に曲が良いからファンになりました。そして雑誌のインタビューや、TV出演など見て次第にMR.CHILDRENそのものを好きになって行きました。特にメンバーの絆が好きです。某TV番組で桜井さんが『曲を作っていて1番怖いのは、メンバーがつまらなそうに演奏している事』と言っていたとき、「やっぱいいバンドだなぁ」と感動したし、一部の過去作品ファンの為にその頃の音楽性に戻って、メンバー間に軋轢が生まれるような事があれば、本末転倒だと思うのです。メンバー一致でその頃に戻りたいと言うなら別ですが。。。勿論、自分の好みでない作品もあります。でも、『ああ、こういう一面もあるんだな』と清濁併呑して楽しむのが、本当のファンではないでしょうか。一つのものを愛するってそういう事だと思います。自分の好みに少しでも違ったら切り捨てる、って言うのは哀し過ぎますよ。ミスチルにはこれからもマイペースに自分達が納得いく音楽を生み出していって欲しいと思うし、今回のアルバムを聴いて確信もしました。長々と失礼しました。