ローレライ プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]
まずしょっぱなからヒロシマのあの事実がワンシーンとしてくるのが衝撃でした、そして次からのあのヒロイックなストーリー展開、素直にいい作品だと思いました、私はなぜあれだけこの作品をけなせるのか不思議です、リアリティーうんぬんを言ってるひとに唐突すぎるかもしれないがこう言いたい、そんなに戦争が見たいのか、あんたたちは!
戦国自衛隊1549 DTS特別装備版 (初回限定生産) [DVD]
前作の戦国自衛隊と時代もテーマも変わってます。
今回は半村良の原作から程遠くなってます。
もっとも、前作も合ってはいませんが。
観終わっても、作品の意図が感じられません。
出演者の演技力は見るべきものが多かっただけに残念な作品です。
ただの娯楽作って感じです。
角川映画は最近、リメークが多いですが、この傾向が続くと残念です。
虹の彼方に(下) 機動戦士ガンダムUC(10) (角川文庫)
スルーしてましたがついに全巻購入。
休暇を利用して一気に読破してみました。
感想を一言で表すなら「ハイブリッドミックスガンダム」でしょうか。
ガンダムにおけるお約束的なオマージュを全編にちりばめ、
アニメや小説などで無節操に垂れ流された設定を伏線として再利用。
宇宙世紀に連なる各作品へのランドマークとして、非常に良く練られた内容だと思いました。
キャラクターは前述のお約束縛りがある分、それほど個性的ではありませんが
敢えて既視感を狙った部分もあるのでしょう。
どのキャラにもガンダムらしい泥臭い欠点があります。
主役であるユニコーンはちょっとモビルスーツでは無かったですが、
そもそも単純な"兵器"として作られた訳ではないので、そういう"デバイス"だと思えば納得の範囲内。
それ以外のメカについては淡々と兵器として描写されています。
戦闘シーンはちょっと描写がしつこいですが迫力有り。
やはりユニコーン関連はかなりファンタジーですが、それ以外の特に地上戦はかなり面白かったです。
一部性描写、暴力描写が過激な部分がありますが、戦争物としては仕方ないかもしれません。
女性への虐待がしつこいほど描写されますが、「ダメな男どもと、それを包み込む母性」という
ガンダム特有のマザコン思想なので、女性蔑視が目的ではなかったと思います。
全編を通して大人の恋愛エピソードが皆無(片思いばかり)なので、余計に目立ってしまったのかもしれません。
いかにも狙いました、という態は隠せませんが、それはそれとして
宇宙世紀派なら一読して損は無いのではないでしょうか。
機動戦士ガンダムUC(7) 黒いユニコーン (角川スニーカー文庫)
相変わらずの著者の描写力、ストーリーなど、全体的にとても楽しかったのですが、残念な部分もいくつかありました。
というのも、そもそも「黒いガンダム」というのが二番煎じという感がなくもありません。
ましてやそのパイロットは悲劇に満ちた強化人間であり、主人公と浅からぬつながりを持った女の子。またその2人が戦う最中に現れる虹色のオーラ(=サイコフレームの共振)などなど…こういったパターンは物語序盤でこそ、本作品がファーストの系譜である事を読者に意識させる意味もあったのでしょうが、既にUCが一つの作品として独り立ちしている現在では、「またか」と思う方が強かったです。
特に終盤、バナージが放つ「ユニコーンガンダムは伊達じゃない!」というセリフに至っては、それまでUCという物語にグッと引き込まれていた所で一気に熱が冷めてしまい、何とも複雑な思いになりました。
「ここでそんな遊び心はいらないのでは?」という感じでしたね。
とは言え、それでも読んでいてとても面白く、作品に引き込まれてしまったのは、著者の筆力の賜物でしょう。さすが福井氏です。
個人的に、はブライトが「箱」を巡る争奪戦に大きな役割を果たす事になったのが、とても嬉しかったです。
ビスト財団の当主代行も顔負けの交渉術を見せるなど、ブライトもすっかり大人です。
また、ベルトーチカがルオ商会のスタッフとして登場するシーンは、お待ちかねのファンも多いのでは。ブライトと共にアムロの思い出話をする所は、感慨深いものがありますね。
「箱」を巡る謎についても、リディの口を借りて徐々に語られ始め、明らかになる日が近い!という期待感がますます強くなります。
何より、ファースト以降に共通していた世界観がこの作品のバックボーンになっていて、それが脇役MSなど、物語の細部に至るまで徹底されているので、ファンとしては安心して読んでいられますよね。
今から次号発売が待ち遠しいです。
機動戦士ガンダムUC(10) 虹の彼方に(下) (角川スニーカー文庫)
福井さんの作品は、言い回しが独特なので好き嫌いがあるけど、自分は良い作品だと思います。
今回のガンダムは、ガンダムを観たことが無い方でも、ストーリーを楽しめる作品です。
ガンダム専門用語でよくわからない所は、流して読んでも問題ありませんでした。
オススメは、一気読みです!ストーリーが一気に流れる感じがします。
本が苦手な方は、アニメも良い作品なので一度観てから読めば、読みやすいかも!