ゴースト もういちど抱きしめたい<豪華版> [DVD]
もし恋人がこの世の人でなくなっても愛は残る・・・
そんな想いにかられました。純愛物ですが、死を介在させることで
新たな愛の地平を描いてます。
あの世があれば・・・グッとくるエンディングが待っています。
リメイクとはいえ名作です。
妻夫木聡が悪人だったあの2ヶ月 [DVD]
値段の割に充実していて長く、内容も濃かったです。
タイトル通り妻夫木聡の役作り過程をメインにおいたDVDですが、クランクインからアップまでを追うので他の役者さんとの絡みやインタビューも出てきて、映画「悪人」のメイキングのようでもあります。
次第に役を作っていく妻夫木聡の表情や目の色が変化していくのが手に取るようにわかって、普通のメイキングよりも興味深く観れる一枚でした。
映画の前でも後でも楽しめると思います。付属で予告編と特報が収録されています。
悪人 スタンダード・エディション [DVD]
犯罪、忌むべき行為だが、その多くが責任すべてを犯人一人に押し付けることができぬ背景を持つ。それだけに世の中の悪を根絶することへの絶望が我々を包む。さまざまな個人のさまざまな負の「気」が誰かの上で凝り固まったとき、悪が生じる。被害者には可哀想だが、自業自得、因果応報という言葉も脳裏にちらつくことだろう。こんなもやもやとした現代のどこにでもいそうな、そしてどこか得体の知れない主人公清水祐一を妻夫木聡が好演した。主人公なのに人間としての存在感が希薄な難しい役どころだ。彼が運命に翻弄され、のたうつ姿はひりひりと心に痛い。さらに作品に深みを与えたのは深津絵里が演じた馬場光代の生き様。小さな世界の中でもがき、やっとつかんだと思った幸せが急転直下出口のない、絶望的な愛に変わっていく。二人の逃避行譚が放つ強い悲壮感を受け止めるには観る側にも気力が必要だ。「どうしてこうなってしまったのだろう」という二人の声にならない声が我々の心を突き刺す。短絡的な言い方を許してもらえば、現代は「悪」を容易に増幅させる危険な時代、作品中に描かれたエピソードがそれを裏打ちする。そんな現実に辟易しそうになる心に、被害者の父親が吐いた言葉が沁みる。冷え冷えとした胸中にもたらされるかすかな希望。この作品、なかなか侮れないものを持っている。
西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット(CD付)
変な方法でトラウマを吹っ切ることが出来ました。
下手なホラー映画より怖い。
語り口調や内容が怖すぎ泣いた。
夜中聞くと絶対悪夢でうなされること間違いなしの内容。
なんかこう例えにくいんですけど
tanasinn…の世界に連れて行かれます。
ケアには必要なんでしょうけど
トラウマ直すのより感情のない淡々とした語り口で語られる
想像の世界による無機質なホラー体験のが怖いので
もうこのままでいいやと吹っ切れることが出来ました。
先生ありがとうございます。
THE GREATEST HITS OF HIROMI GO
アイドル歌手として芸能界に飛び込んだ郷ひろみが、業界の荒波にもまれな
がら完成された大人のシンガー、HIROMI GOへと成長する課程をこの2枚
組CDで堪能することができます。それにしてもDISC1に収められた
初期の作品の完成度には驚かされます。「裸のビーナス」「よろしく哀愁」
「あなたがいたから僕がいた」「マイレディー」などは今聴いても胸が
熱くなります。現在ヒットチャートを賑わしている曲の中で20年以上
経過しても色褪せない曲が一体何曲あるでしょうか?
DISC2には、名カヴァーの「哀愁のカサブランカ」と「ケアレスウィ
スパー」、そして近年の作品の中で出色のバラード「言えないよ」が
収録されています。特に50万枚以上のセールスを記録した不滅のバラード
「哀愁のカサブランカ」はいつ聴いても涙腺が緩みます。この曲はドイツ
の詩人ゲーテを4世代前の伯父さんに持つバーティー・ヒギンズがオリジナル
でしたが、はっきり言ってヒギンズのオリジナルを圧倒していました。
日本人アーティストが洋楽をカヴァーする場合、オリジナルを越えることは
殆ど不可能ですがHIROMI GOはそれをやってのけた本当に数少ない日本人
アーティストの1人です。