坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
全6巻の新装版となり,文庫本よりはるかに読みやすい。歴史小説の範疇を大きく越えて,日本人の生き方を薫り高く,清廉な感覚で綴っている。最初から最後までペンの力が落ちないことに,司馬遼太郎のこの作品への思いの「凄み」を感じさせられた。ギリシャに「イリアス」「オデッセー」,ドイツにゲーテ「ファウスト」,イギリスにシェイクスピアがあるように,日本にもこのような素晴らしい小説があることを誇りに思う。
NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲 第1部 DVD BOX
映像といい、役者といい、音楽といい…素晴らしいの一言です!
役者が演技派ばかりで安定しているので、安心して観れます。
これぞNHKのドラマ!!という感じですよ。NHKの本気を見ました(笑)
2009年の大河でガッカリしてたのですが、坂の上の雲の出来の良さにもう感服いたしました。
むしろ、11か月放送の「天地人」より、5回放送の「坂の上の雲」が本命だったんじゃ…(^^;)
CGも自然だし、お金かかってるなぁ…。でも、こういうお金の使い方なら文句ございません!
主演3人も、素晴らしい演技で好演しております。
本木さん、香川さんは10代の役を頑張っていますよ。
さすがに40代の方が10代をやるのは無理があるのでは?と思っていたのですが、流石の演技力!
全然気になりませんでした。
やはり若い俳優が老人の役をやるより、味のある40代の俳優が若い役をやった方が良いのかも?と思ってしまいました。
阿部さんは乗馬シーンが本当に映える!かっこよすぎですよ。
一番のお気に入りは香川照之さん演じる正岡子規(のぼさん)です。
もう、のぼさん可愛すぎます!!
英語が苦手で(笑)見栄っ張りで、でも寂しがりで甘えん坊で、好奇心旺盛で夢に向かって突っ走って…。
とても魅力的な人物に描かれています。
2話の真之と子規の雨の日の別れのシーンは、感涙してしまいました。
巧すぎですよ、香川さん。
来年放送の子規が亡くなるシーンが怖いです。きっと泣いてしまうだろうな…。
現在、3話がもうすぐ放送なのですが、DVD−BOX予約してしまいました!
何度も見たい、素晴らしい作品です!!
ちなみにBOX内容は、本編ディスク5枚+特典ディスク1枚、ブックレット(仮)のようです。
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
ロシアの建国史に大幅な頁数をさいている。
幕末から明治期、日清戦争から日露戦争へと続く世界的な動乱の時代、どのように各国の思惑が絡み合って戦争が起きてきたのかが詳細に綴られる。
今まで漠然としていたものがクリアになった。すごい。非常に勉強になる。
主人公3人もそれぞれが際だってきたが、正岡子規がものすごく魅力的。
1度会ってみたかった。
ただ、戦争とは悲惨なものだということを念頭に読み進めたい。
歌人の心情を詠んで偲ぶ。 覚えておきたい短歌150選
今回このCDを購入してとてもよかったと思います。昔教科書で学んだ幾つかの歌も、このCDの朗読を聴いていると新たな発見が必ずあります。
それと知らなかった歌も突然その味わいに驚くことがあります。今回当たり前かもしれませんが、いかに与謝野晶子が天才であったかを知ることが出来ました。若い皆さんにはとてもお勧めできますし、私のような中年ビジネスマンにももってこいです。毎日通勤の車の中で何度も聞いています。聞くたびに深くなる味わい・・きっとあなたにも新たな出会いがあるはず・・。もっともっと知りたくなる・・そういうきっかけを与えてくれるCDです。
明治偉人伝 胸像コレクション 1BOX
良くできています。
ただ、出来れば半分くらいの大きさにしてほしかったです。
飾るのに場所とります。
あと、材質もポリストーンとかにしてもらえれば重厚感があって良かったと思います。