ユナイテッドアローズ 心に響くサービス
「成長と顧客満足の両立」このシンプルにして、もっとも難しい課題に挑み続けるユナイテッドアローズの強みを探る。
ユナイテッドアローズはよく使わせてもらっているが、確かに接客が気持ちいい。あまり押し付けがましくなく、さわやかだ。なんとなく、「次も来ようかな?」という気持ちにさせられる。
本書には、どのようにしてそうした気持ちのよい店が作れるのか、また、猛烈な勢いで成長しながら、顧客満足を追求していくためにはどうしたらよいのか、という点が具体例とともに記されている。
特に、「販売を一生の仕事と考える人しか採用しない」というポリシーであったり、顧客満足のために自分ができることは何でも実践するという文化はすばらしいものだ。理念は唱えても、実践するための動機付けやシステムが伴わない企業が多い中、理念を現実に変える力を同社は持っている。
ノードストロームやリッツカールトンなど、伝説のサービスで有名な会社は多い。日本にも、そのような理念を追求し、日々実践している企業があることを頼もしく思う。これから更なる成長の中で、その輝きをどのようにして保っていくのか。興味があります。
お客様向けの販売に関係があるすべての方になんらかのヒントを与えてくれる本。UAファンはもちろん、お客様満足を求めるすべての方におすすめです。
Cocoloni utao ナカガワトシオ ソングブック
久し振りに音楽として真剣に何度も聴ける人のCDに会った、という感じです。といってもCMに使用されている曲が多いので、耳に入り易いのでご安心を。ずっとユナイテッドアローズのラジオコマーシャルの曲がかなりお気に入りで誰の曲か調べずに何年か経ったとある日、アマゾンのどなたかのレビューで中川俊郎の名前を見て検索して偶然このCDの発売予定を知り、購入したというのが経緯なので、特に中川さんについて詳しく知っていることはありません。いわゆるアーティストの新作という類のCDではないので、一曲ごとの時間も短いものが殆どですし、歌ばかりというわけでもないので、そいうったものを期待している方にはつまらないかもしれませんが、曲の構成と聴き易い旋律のバランス、それと演奏がとってもしっかりしている印象。曲想も変に甘すぎずに独自の「節」を感じられたので、好き嫌いはあるかもね。歌バージョンの「cocoloni utao」もかなり気に入りました。うん、いいねぇ・・・
葛西薫2011年度カレンダー【罫線有り】
RealDesign での紹介記事を見てからだいぶ経ってからの購入です。
使ってみて、自分が良かったと思う点は以下です。
・非常にシンプルで美しい。シンプル好きならたまらないと思う。
・書込みがたっぷりできる。
・切り捨て方式ではない。
・2つ折りした紙の真ん中に穴を開け、ハンガーの頭を出して
フックに吊るす方式。
・2ヶ月に1度は紙の入替が必要になる。構造が簡単なので不便はない。
・過去月の紙は下に隠れても、簡単に過去の書込みはめくるだけで見る
ことができる。
(カレンダー上の書込みはあとで見返すこと多し。
過去の定期行事の日、お祝い事、忌み事等の記録、等々。)
・2〜3年分は一緒に吊るして置けるので、便利。吊るし場所の
すぐ近くに過去カレンダーの保存場所を確保したらさらに便利。
・家族の共通アクションアイテムを書いておくことで情報共有が
でき、失敗が減った。
自分の感じたデメリット
・月名表記が英語のみ。数字表記はない。修行させようという親ごころ
かも知れない。。。結局自分で書き込みすればいいだけなので
デメリットではないかも。
・罫線有りと罫線無し。どちらを購入するか迷いすぎてしまう。
LIFE~spring summer 2005 UNITED ARROWS collection”fun to shine”~
「UNITED ARROWS」というセレクトショップの名前がタイトルにくっついてます。確かにお洒落なお店のBGMにピッタリ。でもってルームリスニングにも最適です。
CALMとは日本人アーティストで、もの凄くチルアウトな曲も作ればもの凄くダンサブルな曲も作ってしまう、触れ幅の広い人。数多くのアーティストプロデュースなども手がけ、自身のレーベルも運営する程です。日本のクロス・オーヴァーシーンでは欠かせない存在でしょう。
そんな彼のセレクトした11曲はどれひとつ類似したものがありません。あらゆるジャンルの音を寄せ集めて、違和感を出さずにコンパイルしています。やはり春から夏にかけての季節感が音楽にも流れているように感じます。選曲も構成も上手いですね。
冬のうちにゲットして、来年の春夏に思いっきり楽しみません?
See No Evil: The True Story of a Ground Soldier in the CIA's War on Terrorism. Robert Baer
書かれていること自体は、人間による情報収集の復権への熱い思いです。衛星写真や通信の傍受などテクニックに依存することが多くなり、中東における情報収集の「質」が落ちたことによって、「9.11」の事件が起きてしまう土壌が出来てしまったと語っています。
そうしたことは別として、とにかく書かれている「CIA」の本質には驚きしかありません。中でも、ベイルートの大使館爆破事件や湾岸戦争とそれに続くクーデターなどでは、新聞等で知っていることの裏側に実に多くの信じられないような動きがあることを知ります。このことだけでも、この本を読んで見る価値があるように思います。