「悪女(わる)」オリジナル・サウンドトラック
なんといっても「うる星やつら」の天才、小林泉美と
「エヴァンゲリオン主題歌」の高橋洋子につきる。
ピカソ、並河祥太、ラビット、デイト・オブ・バース
1.ささやく声(小林泉美)
凛とした美しいピアノ曲。それでいて途中ではいるスキャットが物憂げで
3.KISS(小林泉美)
コンガのパーカッションは女性が健気に行動する様が思い浮かび元気が出ます
4.Pillow March(嘉多山信)
木漏れ日のようなマーチ。回想や青春期を思い起こす
6.Work&Walk(小林泉美)
ジャズっぽいヒップホップ。密かに闘志が湧いて来るようなドラムンベース。
ニューヨークを闊歩。ラップのような男性と女性の歌も入る、
多様な要素が入り混じり突き進む感じ。
1分18秒からが好き。ギターやピアノも入る。SFにも使えるぞ。
8.みててね(小林泉美)
モヤモヤ、グニャグニャした思考に陥って、床から体が浮いちゃってる。
または高熱あるのに彼氏の家に会いに行こうとする女性のような。
10.もう一度逢いたくて(並河祥太)
高橋洋子さんの歌が秀逸。せつない会いたいソング。名曲!
11.ウルトラ7th(嘉多山信)
なんという疾走感。アコギとエレキの追いかけっこ、粋だねぇ。
12.見えない声
1.「ささやく声」のアレンジ。ピカソの男性ボーカルが参加してて良いです。
石田ひかり主演のテレビドラマ「悪女わる」のサントラ
ネット検索すると結構このサウンドトラック達は人々の印象に
残ってるようだが、今は気軽にテレビで使えないのかな?
虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
幼い頃、親に隠れて『クレオパトラ』をTVで観た。
その懐かしさで、更なる虫プロ作品『千夜一夜物語』とともに再見しようとDVDを購入した。もちろんもう一作のほうはオマケとして。
…そして三作を鑑賞し終えての感想は、「なぜ日本のアニメ界において、『哀しみのベラドンナ』の再評価がなされないのか」だった。
確かに'70年代的祝祭劇を求めるなら、『千夜一夜』や『クレオパトラ』の方が愉快で入り込みやすかろう。
だが、見返した前二作が記憶の中で美化された作品であり、いささか冗長に感じられた自分には、『ベラドンナ』はアーティスティックで遙かに鮮烈に映ったのだった。そしてビュッフェの影響を感じさせる美術デザインの深井国の、単なるエロアニメに作品を落とし込むことのない表現力にも舌を巻かされた。
ヒロインが暴虐かつ貪欲な領主たちによって輪姦される、その一シーン(これは山本監督の描いたものらしい)からさえ、好色趣味にとどまることなきヒロインの痛みと哀切とが切実に伝わってくるのを感じ取らされたのだ。これはむしろ、前二作を艶笑冒険喜劇として描いた手塚治虫がいないがための作劇と類推できるかもしれない。どちらが正しいというものではなく、手塚の作風を見慣れた自分には『ベラドンナ』は新鮮だったということだ。
DVDの根幹を成す、山本監督の意向に忠実なヴァージョンではヒロインの無念が後継者たる人々に受け継がれ、やがて大きな波となってゆくプロセスが描かれる。この描き方も市民・学生運動などに批判的であり、ましてフェミニズムとは無縁だった手塚には描くことのできないものだろう。
その背後にアメリカン・ニューシネマの影響もあったこともスタッフは語っていたが、敢えて虫プロアニメの枠組みのなかでこの作品を語ろうという観客には、そのあたりの細かな事情も興味深い事実となるのではないか。
働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。
これから働く人にとっても、既に働いている人にとっても、自分と仕事についての考え方を提示してくれる本です。
本書は、著名人の、仕事に関する言葉を引用し、それに著者が解釈を加える形式で、「自分の仕事に向き合うための法則」を紹介しています。そこには、自分の体験が普遍化できるかのような押し付けがましさや、説教じみた感じは見受けられません。一方で、時折垣間見られる著者の体験が、紹介された法則をより説得力あるものにしています。
自分の仕事について、「悩む」のではなく「考える」ための手助けになる本だと思います。
ちなみに、個人的に最も印象に残った言葉はNo.12(色川武大)。他には、No22(パスカル)、40(ニーチェ)、44(サルトル)、71(橋本治)の言葉が印象に残りました。
専門医が治す!体の「ゆがみ」を治して健康になる! (「専門医が治す!」シリーズ)
わかりやすい理論で体の異常をきたす理由を説明をしています。そして、その対処の仕方も掲載されています。整体に興味がある方はもちろんのこと、体のしくみについて興味がある方ならこの本はお勧めです。お値段も手ごろな価格!!
サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.1
他の方も書いてますが、「初恋の人」、島村ジョーに再会!
実は、1977年に行われた上映会で、高校生の時に一度再会していたので、結構覚えてる話もありましたが、まったく忘れていた話もありました。
特に、女の子の出て来る回を忘れていたのが、自分的に納得。よっぽど好きだったんですねえ。
後の新作もテレビ放映時に一応、何回かは見てたのですが、「声が違う」etcの理由で受け入れられず、「009」と言えばこちら、とずっと思ってました。
今でもお話のいくつかは、(せりふとか設定を現代向けにすれば)通用するのではないでしょうか?
ただし、パッケージ裏に「不朽の名作」とするべきところ、「普及の名作」になってるのは、ちょっと興ざめですね。中身にはまったく関係ない部分なので、逆にもう少し気をつかって欲しかった。校正したのかな?・・・子供たちには受けてましたが。