80年代こども大全集 (別冊宝島) (別冊宝島 1765 カルチャー&スポーツ)
私には3歳になる息子がいるのですが子どもが大きくなったときに、父親としての自分が子供時代にどんなもので遊んだのか、
いつか伝えるものとして1冊手元にあってもよいかと思い購入しました。また旧友と酒を飲みながらふと昔の遊び話に華を添えるアイテムにもなるのではないでしょうか。
本書で80年代の遊びを改めて俯瞰してみると、今のおもちゃや遊びの原点となったものがいまだ数多く残っていることがよくわかります。
それだけ多くのものが生まれた時代だったのでしょう。そうした時代を小学生として過ごせたことは自分にとってはラッキーだったなと思います。
ビックリマン大事典(新規描き下ろし「ヘッドロココ」シール同梱)(特典無し)
叩き売りされていたのと、興味本位でプレイしてみましたが
世界観がすっかりいとおしくなりました。
ゲームとしてはとても面白いとは言えないけど
お金を貯めて、チョコを買うときなんかドキドキするし
集めたシールの裏の文章が単純に面白いです。
私のようなビックリマン好きでない人が読んでも面白い。
あと、シールの光沢感なんか、よく再現されていますね。
ちゃんとキラがキラに見える、大事ですね。
友達におすすめはしないけど、興味があれば
500〜600円くらいなら一度プレイしてみてもいいんじゃないかと。
定本 物語消費論 (角川文庫)
なぜ、同人誌が作られるのか?ビックリマンチョコが売れるのか?
この本の答えは、世界観である。
舞台の設定である。
この指摘には、ぶっ飛んだ。
奥深いストーリーとはかくして作られるのだ、
キャラクターの関係性、歴史の設定、国の設定ルール。
地形や自然環境などなど
このような環境設定があることで、物語は無限に増殖していく
さすが大塚さんだ。
みんなアニメが好きだった 緑盤
アニメのOP曲集の第3弾とも言うべき「緑盤」です。
全22曲も収録しているので、かなり「お得感」はあると思われます。
個人的には
・ドラゴンボール(初期)OP「摩訶不思議アドベンチャー」
・ビックリマン「ドリーミング・A・Go−Go」
・キャプテン翼「燃えてヒーロー」
の3曲を挙げたい。最近、アニメーションのオムニバスCDばかり聞いていたのですが、
上記3曲は他CDでもあまり聴かなかったように思いますね。
続々々々々テレビまんが主題歌のあゆみ
本作に収録されている曲は、個人的には、一般向けアニメが元気だった最後の時代の主題歌
といえるのではないかと思います(この後夕方からゴールデンのアニメ枠は大勢では減少の
一途といってもいい状態でした)。
聖闘士星矢→悪魔くん→ア太郎→セーラームーンの順番でテレ朝土曜午後7時枠です。
グランゾートは魔神英雄伝ワタルとサイバーフォーミュラに挟まれてやや影が薄かったですが、
比較的人気のあった日テレ夕方枠のアニメです。いずれも今はありません。
注目はア太郎の主題歌を島田紳助が歌っていることでしょうか。
また、グランゾート、きんぎょ注意報、ビックリマン、三つ目がとおる、悪魔くん、
トランスフォーマーV、ドッジ弾平、ダッシュ四駆郎といった、やや中途半端な評判のため
音源が入手しにくいものの、捨て去れるほど不人気だったわけでもないアニメの主題歌が選曲
されているのは評価したいところです。
タルるートくんやドラゴンボール、キテレツ大百科、セーラームーンなどの有名どころも
もちろん外していませんが、本作のようなコンピレーションモノの真髄は、やはり入手しにくい
マイナー音源が手に入る点でしょう。
今後もこのような懐古・発掘的な作品が続いて欲しいと思います。